残暑が続く毎日ですが、名古屋方面の2つの美術館へ友人の車で出かけました。
豊田市美術館で開催されている「クリムト展 ウィーンと日本1900」と以前から建物に興味のあった多治見市モザイクタイルミュージアムです。
19世紀ウィーンを代表する画家グスタフ・クリムト(1862~1918)。
華やかな装飾性と世紀末的な官能をあわせもつその作品は、いまなお圧倒的な人気を誇ります。
没後100年を記念する本展では過去最大級の25点以上の油彩画が紹介されていました。
私が一番好きな絵は、やっぱりウィーンベルヴェデーレ宮殿で観た「接吻」です。
豊田市美術館
1995年に開館し、設計は美術館建築で名高い谷口吉生、庭園はアメリカのランドスケープ・ピーター・ウォーカーによるものです。
茶室
多治見市モザイクタイルミュージアム
モザイクイクタイルの発祥の地にして、全国一の生産量を誇る多治見市笠原町に誕生しました。
設計は、独創的な建築で世界的な評価の高い建築家、藤森照信氏。タイルの原料を掘り出す「粘土山」を思わせる外観はふしぎな美しさです。
タイルカー
屋根に開いた穴から空に広がる通称「タイルのカーテン」
懐かしいかまどです
今井兼次(1895~1987)は、早稲田大学理工学部建築学科卒業の建築家で欧米の芸術家、特にアントニオ・ガウディやシュタイナーを日本に紹介したことで有名です。
主な作品に大多喜町役場、日本二十六聖人記念館、桃華楽堂、碌山美術館がありモザイクタイルなどを用いた豊かな彫塑的、絵画的表現によって独特の作品を生み出しました。
上のパンフレットの写真は手がけた作品の建物のモザイク部分です。
タイル沢山可愛いもの買えます
豊田市美術館のレストラン「ミュゼ」でⅠ時間半待ちしてやっとハヤシライスセットをいただくことが出来ました。 モザイクタイルの箸置き買いました。