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ちずの雨女伝説②

2022-09-22 19:19:00 | 日記

さ〜て、引き続き、私の若かりし頃の雨女エピソード、お送りいたしますね!


劇団に所属してからも私のゲリラ豪雨パワーは衰え知らず。


慰安旅行でも懲りずに降らせました。
前日からの雨で、せっかくの鬼怒川ライン下り企画も増水のために中止。
この頃は結構、開き直ってましたね〜



私が特にパワーを発揮したのは、夏の合宿時。
毎年、8月上旬に千葉の海に行くのが恒例でした。


夏の海ですから、遊泳以外にもバーベキューとか花火とか宴会とか、お楽しみ企画は盛りだくさん!
そんな中でも私のパワーは空気を全く読めません。
浜辺で子供達と楽しんでいた花火の最中にいきなりの雨!(llʘДʘll)
みんなで走って宿に戻った途端に止むパターン。
先輩方に「ちず〜」と睨まれたこの時ばかりは、さすがに凹んで「すみません!」と言って影で密かに泣きましたね (߹𖥦߹)
それくらい、私の雨女っぷりは知れ渡っていました。
雨雲のことを『ちず雲』と呼ばれたりもしました。



また、別の年。
夜、座員のみんなが夜通し宴会している中、ふと海に行って星空を眺めようと思い(飲み会が嫌いだったのもあり)1人でふら〜っと宿を抜けて、都会とは比べものにならないほどの数多の星を浜辺で見上げていました。
すると、背後から「ちずさん…?」と声を掛けられ、振り返ると先輩のお子さんと後輩が。
どうやら、急に宿を出て真っ暗な海に向かった私を心配して追いかけて来てくれたみたいなんです。
「星が見たかっただけだよ〜」
「なんだ〜ちょっと不安になりました〜」
と、3人で一緒に星空を眺め始めた途端、急に降ってきました!Σ(꒪ꇴ꒪|||)
満天の星空だったはずなのに。
「んも〜ちずさ〜ん!」
「ごめん!ごめん!」
この時は大笑いしながら宿に走って帰りましたね。
宴会してた先輩たちも「また、ちず?」的な反応でした。



そういえば、台風の年もありましたね〜(llll)


海に出られず、ずっと宿で飲んでて、私には拷問でしたけど(笑)



極めつけのエピソード。
劇団に自称『晴れ男』が入団してきまして『雨女』の私とどっちが強いかという話になりました。
海合宿は2泊3日。
私は毎年、1日目に泊まって2日目の夕方に帰るパターン。
彼は2日目に泊りに来て3日目に帰るスケジュール。
私が海を去ってから彼が到着という、同時滞在は叶わなかったんですが…
1〜2日目はパラパラ雨が降り、相変わらずイマイチな天気だったのが、2日目に彼が海に向かって来る頃になると、まるで彼が太陽を引き連れてきたかのように晴れ出し…
そして私が帰る直前、海に繰り出した時に思いがけない光景を見ました。
なんと、空が真っ二つに分かれていたのです。
曇天と青空と!Σ(ʘДʘノ)ノ
本当に見事に分かれていたんです。
境がハッキリ見えたんです。
なぜ写真に残さなかったのか後悔するくらい空が二分されてました。
空がそんな天気なので、海の色も左右で全く違うんです。


これには『雨女と晴れ男』対決を楽しみしていたメンバー全員で驚きました。
そして、私が帰った後の合宿はずっとピーカンだったようで、私と同じスケジュールで過ごしたメンバーは真っ白のまま、彼と共に3日目まで滞在したメンバーは真っ黒に日焼けして帰ってきました。
「次は直接対決だね」と話していたんですが、それは残念ながら達成されませんでした。



そんなこんなで笑いも涙も含んだ雨女パワーも年齢とともに衰えるものなのかわかりませんが、徐々に効力を失い、すっかり雨女ではなくなったのです!
むしろ晴れに恵まれる女になったのです!
それ以来、雨女を嘆く人に出会うと「大丈夫、卒業出来るよ」と、ちょっと偉そうに励ましたりもしてたんです。

だから、ここに来ての忌まわしいゲリラ豪雨女復活の兆候には本気で不安感を募らせてます。
もう嫌だ!
濡れるのは嫌だ!
常に傘を持ち歩くのは嫌だ!
みんなに疎まれるのはもう嫌だーーーーーーっ!٩(ll◻︎ll


↑ ハワイでもちょっぴり降らせたっけな… (;◔ᴗ◔;)



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コメント (2)
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