映画を観てきました!
『ウィ、シェフ!』
小さい映画館だったけど、日曜日でもあったせいか、ほぼ満席。
頑固でプライドの高い一流レストランのスーシェフ・カティ。
味付けのことでシェフと大ゲンカし店を辞めたが、次の就職先が決まらない。
やっと見つけた職場は、移民の少年たちのための自立支援施設。
不衛生な厨房に、ろくな食材もない。
「彼らのお腹が満たされればいい」という施設長に反発し、盛り付けにまでこだわって料理するも時間が掛かり過ぎて食べてもらえない始末。
そこで施設長が「少年たちに手伝ってもらえば?」と提案。
3人のサポートでいいと言ったのに、参加希望者は全員。
食材の切り方も知らない、ましてやフランス語もままならない少年たちとの料理を通しての交流が始まる。
これから観る予定の方はここまでで!
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フランス映画とも知らないで観に行きました!(;◔ᴗ◔;)
18歳までに就職出来なければ強制送還されてしまう少年たち。
国を追われた者、祖国の家族を養うために来た者、それぞれの事情を抱えながら、カティと共に試行錯誤の料理教室。
料理の腕を磨けば、どこの国でも役に立つもんね。
自身も両親を知らずに施設で育ち、料理を独学で学んだカティ。
彼らの境遇に触れ、彼らの今後の人生のために一計を企てる。
その計画としてのラストの「フランス版・料理の鉄人」が、何をするためなのかしばらく理解出来なかったんだけど、結構全体的にも展開が唐突。
それでも、ところどころに笑いも散りばめられていて、軽いタッチで面白かった!
中には強制送還されてしまった者も数人いて、そこはリアルな問題を突きつけられたような気がして胸がギュッとなったけど、カティにとっても、移民の少年たちにとっても、料理が生きる糧になっていく過程にはじんわり感動 (இωஇ)
良作でした!(*´∇`*)