6月3日、東京国際フォーラムで2月に亡くなった松本零士氏のお別れ会が開かれましたが、同日、丸の内ピカデリーでは『劇場版・銀河鉄道999』と『さよなら銀河鉄道999ーアンドロメダ終着駅ー』が追悼上映されました。
「なにがなんでもチケットを取らねば!」と、オンライン販売開始と同時にネット予約。
スタート時間ピッタリにも関わらず、すでに予約は混雑でアクセス待ち!Σ(꒪ꇴ꒪|||)
「ただいま190名が待っています」の文字に「え〜もう予約出来ないじゃん!」と焦る焦る!(llʘДʘll)
なんとか「999」の席を確保出来ても「さよなら」の方はもう残席3分の1程度!
席を選択しても、ログインしてる間に埋まっていっちゃう!Σ(꒪ꇴ꒪|||)
ギャーーーーッ!
待って待って〜!٩(ll≧□≦ll)۶
なりふり構わず空いてる席を選択して、なんとか2作品とも確保出来ました。
これ、ピカデリーの会員登録をしてたから間に合ったけど、別の映画館だったら個人情報入れてる間に席なくなっちゃってたかも。
だって大きい劇場なのに、この日のうちに(1時間くらいで?)チケット完売しちゃってましたもん。
しかも特別料金で1枚2,500円ですよ!?(ll꒪ᗜ꒪ll)
2作品だったら5,000円ですよ!?
さすが根強い人気です。
40年以上も前の作品ですが、今回はドルビーシネマでの上映で、映像も音響も鮮明とのこと。
それほど広くないロビーは、フードドリンク売り場に長蛇の列、グッズ売り場に長蛇の列。
開場時間まで居場所がないほどです。
やっぱり客層は、初公開当時、少年少女だった私と同年代かそれより上がメインでしたね (*´艸`*)
まずは『劇場版・銀河鉄道999』
なかなかいい席に座れました。
999の汽笛の音だけで…
タイトルが出るだけで…
城達也さんのナレーションを聞くだけで…
冒頭からラストまで胸が昂まりっぱなしです。
あの時間の中によくぞあれだけの重厚なキャラクターを登場させて、セリフが少ないのに人物がしっかり描かれ、鉄郎との深い関わりも描かれ、シンプルな言葉なのにインパクトが強く、全てにおいて濃厚。
ラストも切ないながらも爽やかで、何度観ても押し寄せる感動。
むしろ観る毎に感動が増していく!.。.:*・'(*✪∇✪*)’・*:.。.
終映後は大きな拍手が起こりました。
退場して、再びロビーで30分ほど待機。
続けて『さよなら銀河鉄道999』
こちらはちょっとスクリーンに近すぎたかも。
でも観られただけでラッキー。
きっとどちらかしか観られない人もいたと思うから。
『さよなら』は冒頭から重苦しいサバイバル感満点の展開。
先がわかっていても、鉄郎が999に再搭乗する場面は手に汗握る。
999が危険な状態で宇宙に飛び立つ時の曲「メインテーマー新しい旅へ」が流れると、私の興奮大爆発!
この曲最高!
攻撃力を持たない頼りなげな999を挟んで、アルカディア号とクイーン・エメラルダス号が守るように並走する場面も鳥肌モノ!(๑≧ꇴ≦๑)
終映後、再び大きな拍手。
あぁ…やっぱり劇場版999は私の中でアニメーション最高傑作!
思い悩み、葛藤し、鉄郎と共によく全速力で走る人間らしいメーテルが好き。
そして、鉄郎は私の初恋の相手 (ꈍωꈍ)
鉄郎とメーテルと私の(←え!?)旅がこのまま永遠に終わらないでほしいと思っちゃうくらい、この壮大な世界にいつまでも入り込んでいたかった。
『さよなら』のエンディングは、メーテルの美しい姿と、スタッフ・キャストロールと、回想シーンが同画面に出てくるから、どこ見ていいのかスクリーンから全く目が離せない。
おかげで食べてたフライドポテト、いくつか胸の辺りに落ちてて気づかないままだった…!(;◔ᴗ◔;)
朝日の中、旅立つメーテルを見送る鉄郎。
「あの人の目が頷いてたよ 別れも愛のひとつだと」
夕日の中、旅立つ鉄郎を見送るメーテル。
「さようなら 振り向かないで そのわけは聞かないで」
う〜ん、歌詞の言葉ひとつひとつが沁みてくる。
どちらもラストは至極の名場面だと思う…!(இωஇ)
山手線に乗り込み、万感の思いを胸に『銀河鉄道999』の余韻に浸って自宅に帰還しました。
きっとあの劇場にいた全ての人が同じ思いだったことでしょう。
松本先生、素晴らしい作品を世に生み出してくれて心から感謝いたします。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます