長くなりましたが、最終回です!
あとちょっとの辛抱です!(;^_^A
あずき親子のリリース日。
連休が入ったり、3匹揃ってという事情もあったりで、子猫は22日も預かりボランティアさん宅で過ごしました。
ボラさんがリリース現場まで車で運んでくれたんですが、週末の人通りがある時間帯の上、手術反対おじさんはすぐ近所だし、私が返却する捕獲器持参で現地に行こうとした時に、まさに手術反対おじさんがいて、その道を避けるためにえらい遠回りする羽目になったり、もうアタフタ!(lll´д`lll)
いよいよリリース。
ケージから出た3匹はダッシュで3方に逃げて消えていきました。
呆気ないほどすぐ終わりましたが、3匹また一緒になれるのかしら?
さらにその直後、いきなりの雨と大きな雷!
ひえ〜ヒメルナ怯えてないかな、不安だ〜(ll゚艸゚ll)
その日、親子は夜のご夫婦の餌やりに現れませんでした。
翌日は、あずきのみ。
ヒメルナ大丈夫かな…
事故とかに遭ってないかな…
あずき、なんで一緒にいてあげないの?(๑ó⌓ò๑)
リリースしてから4日、やっと夜の餌やりにルナだけ現れたそうです。
ところが、同じ場所にあずきもいたのですが、あずきはルナに対してシャーシャー威嚇して、自分は食べ終わるとどこかへ行ってしまったと。
ルナはビクビクしながらも、ご飯は食べてくれたそうで。
どっちがあずきで、どっちがルナやら〜(;◔ᴗ◔;)
その翌日、やっとルナとヒメが揃って姿を見せたそうです。
(手前にナメクジのわいた置き餌があるので、モザイクかけてます)
でもやっぱりあずきは2匹に向かって威嚇…!Σ(꒪ꇴ꒪|||)
え、なんで!?Σ(OдO|||)
あんなに子煩悩だったのになんで!?
リリース後も一緒に暮らせるようにTNRを選択したのに、なんで!?
「もしかして親離れさせるなんてことあったりするのかなぁ」と思い、調べてみました。
ヒメルナの年齢的に、親離れの可能性ありました!
でも、不妊手術した後なら親離れする必要あるかなぁとも思いましたが、やっぱり手術後でも子猫を威嚇する親猫はいるんだそうです。
そういえば、ヒメルナが捕獲された直後は鳴いてウロウロしてたあずきも、その後は結構ケロッとしてたんですよね…
たまたまそういうタイミングとTNRが被ったのかな。
なんとも切ない猫家族の別れ…(இωஇ)
ヒメルナには可哀想なことになってしまいましたが、あとは別々になっても、この親子を見守っていかなければ。
幸い、あずきもヒメルナもご夫婦の餌やり時間にはいつも現れるそう。
私も最近、涼しいせいか、朝の見廻り時間にあずきに会う機会が増えました。
ずっとTNRしたかったあずきの左耳のさくらカットがとても可愛く見えます♡
ある日、ご飯を食べ終わったあずきのお皿を引き上げようとしたら、あずきがしきりに後ろを気にしてたんです。
そしたら、ルナが現れました!
物凄い勢いでご飯にかぶり付いてあっという間に平らげてしまいました。
おかわりもガッつき!
近寄ると逃げてしまうんですが、ヒメもお腹空いてるんじゃないかと後をつけました。
すると、室外機の奥の網の向こう側に逃げ込んでしまい、しばらくご飯を置いて離れてましたが、もうそこから出てくることはなく。
お皿を引き上げようとしたら、網の向こうにヒメが見えました。
とりあえず元気そうで一安心。
その日の晩は、ご夫婦の餌やりにお邪魔させていただき、夜のヒメルナの様子も見られました。
暗すぎて、ほとんどよく見えませんでしたが。
ヒメは木登りしたり、ルナはちゅーるを手から食べてくれるまでになったそうですが、やっぱり2匹のビビリっぷりは凄まじい。
あずきの居場所とはそう離れていないみたいなので、このまま付かず離れずの程よい距離で一緒に生きていってもらえたら…
今回の親子のTNR関係の支出は全て、Sさんと私とご夫婦で割り勘。
おかげで1人の金銭的負担がとても減りました。
ご夫婦も「手術させるだけでもこんなに大変なんですね」としみじみ。
奥さんの方は、地域猫ボランティアにとても関心があるようで「これからもお手伝いしたいけど、何をどうしたらいいんですかね?」と。
これなんですよね〜問題は!(๑꒪⍘꒪๑)
私も去年、ホイップの去勢手術をしたいと思った時、とても困りました。
せっかく行動したくても何をどうしていいかわからない。
ご夫婦も自分たちなりに調べた結果、たまたま相談した方経由で私たちに行き着きましたが、猫のために何かしたくてもやり方がわからなくて一人悶々としてる人多いと思うんです。
だからこそ、行政にはもっと広報に力を入れてほしいのに。
私も何度か役所に相談してるのに。
こんなに野良猫のことを思ってくれてるご夫婦に出会えたことは、私にとっても心強いし、今後も情報共有しながら一緒にコツコツと猫の見守り活動していけたらいいなって思います。
…おわり。
皆さん、5回に渡り、ダラダラ日記にお付き合いいただき、ありがとうございました〜(ꈍωꈍ)
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親離れは予想外でしたが、これからも皆で天寿を全う出来るまで見守りたいと思います。
こちらの思い通りにはなってくれない猫サマですので、ホントに気持ちが疲れますね。