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横浜の“市電” ( チンチン電車 )

2006年12月17日 18時17分17秒 | 街のこと
当店の初代は市電の運転士を退職し、大正5年(1916年)パン屋を始めました。“市電”はこのような乗り物です。野毛山動物園には今でも市電が現役時代の姿で保存されています。           
           
横浜の路面電車“市電”は明治37(1904年)年の神奈川・大江橋間の開通からスタートし、昭和47年(1972年)3月に全廃されるまでのおよそ70年間、市民の足として活躍しました。市電最後の日の様子はニ邑亭駄菓子のよろず話でご覧になれます。
           
車内は当時のままに再現されています。まだバスも少なかった時代、この中は乗客でいっぱいでした。

            
運転士と車掌により運行され、車掌が合図で鳴らす鐘の音から「チンチン電車」とも呼ばれていました。

            これは運転席です、 
子供達はワクワクしながら運転席を覗いて見ていました。

   
   画像をクリックしていただくと市電運行当時の横浜の街がご覧いただけます。この冊子は「天野洋一&武相高校鉄道研究同好会」より発行された労作で、有隣堂本店・4階『鉄之道』コーナーで販売されています。

有隣堂本店4Fで武相高校鉄道研究同好会による
    鉄道写真Grallery『懐かしの横浜市電・中区西区編』展
          12月19日~1月30日の期間で開催されています。


この記事を書くにあたり、武相高校鉄道研究会・顧問の山田京一様、“ニ邑亭駄菓子のよろず話”の二村高史様にご協力いただきました。ここに厚く御礼申し上げます。