横濱・櫻木町コティベーカリーぶろぐ

街のこと店のこと今昔物語

打ち水で涼しく (b^∀^)b

2008年08月12日 16時22分51秒 | 好きなもの
                残暑お見舞い申し上げます
          
立秋が過ぎたとはいえ、まだまだ厳しい残暑が続いています。少しでも涼を得ようと、私は朝夕打ち水をしています。毎日お店ではクーラーをかけているので、クーラーの排水がバケツに溜まる様にホースをセットしておきます。すると1日でバケツに2杯くらい溜まりますので、店先だけでなく道路にも蒔きます

・朝=夕方~閉店までに溜まった水を、翌朝ジョウロで植物や店先にまきます。
・夕方=午前中~夕方の水をまきます。
何しろこの暑さですから、バケツからあふれるほど水が溜まります。

ジョウロでの水まきは爽快感があって気持ちが良いし、気化熱は水1gの蒸発につき約0.58kcalの熱が奪そうですし、真夏の道路のホコリも少しだけ軽減できます。一石何鳥もの効果がある様に思います。

夏の暑さが厳しく、水が豊富な日本ならではの風習と思いきや、スペインでも打ち水に習慣があるそうです!!
地中海の沿岸地域や内陸部の暑い地域では、多くの人たちが自宅の玄関でその場を涼しくするために、打ち水をしているそうです。スペイン語で「打ち水」は、"baldear"というのだそうで、baldeは水を溜める容器(バケツ)の事だそうです

                  

こんな素敵なポスターを、打ち水大作戦2008 のサイトで見つけました。

茶道の世界では打ち水が、お客様に茶会などの準備が整った事を知らせる合図として季節とは関係なく行われるそうです。
打ち水は、お客様に対するおもてなしの心でもあるのですね

焼け石に水で、横浜のヒート・アイランド現象を緩和することはできませんが、
   「一隅を照らす」ならぬ、
   「一隅を冷やす」
         ことはできるかな…






日の出町♪オルガン広場♪

2008年08月12日 14時11分54秒 | 街のこと
               
               ※歩道に設置されたオルガン記念碑♪
京浜急行「日の出町」は、オルガンの発祥地です♪
それを記念して駅前広場は『オルガン広場』という名が付けられ、広場の向いには『オルガン記念碑』も設置されました。

千葉県出身の三味線職人の西川虎吉氏は、明治13年(明治16年?)頃に西川オルガン製造所を横浜市中区日ノ出町2丁目にに設立しました。明治19年の小学校の義務教育化で、唱歌の伴奏楽器として使われるほか、音楽楽校・軍楽隊・教会などで盛んに演奏されました。
           
      ※昭和30年代の小学校の教室には必ずオルガンがありました♪

虎吉氏が大正9年に亡くなり、当時の不況も重なって大正10年に「ヤマハ楽器」に合併されてしまいます。それでも、西川オルガンの人気は高く、ヤマハのオルガンには、戦前まで「Nishikawa」の文字が刻まれ、製作が続いたそうです。
           
              ※オルガンに刻印されたNishikawaの文字♪
                  
                   ※本体部分のレリーフ♪

今になって思うと、足踏み式リードオルガンは電気も使わずCO2削減になるし、ピアノの様に重量も嵩もないから設置場所も選ばず、音も小さく騒音の害も少ないし、足で踏めばメタボ解消の一助にもなりそう…気軽に楽しめる楽器として現代に甦ったらステキじゃないかな~?などと考えました。 

               
                  ※日の出町駅前の「不二家」
伊勢佐木町の不二家は改装されて現代的なデザインに変わってしまいました。昔のままの「不二家」は、横浜でも日の出町でしか見られなくなりました。 
市電が走っていた頃の横浜の画像(武相高校鉄研HP)で、古き佳き時代の日の出町の風景を見ることが出来ます。




この記事を書くにあたりオルガン画像は全て二十四の瞳映画村様より、ご提供いただきました、ここに厚く御礼申し上げます。

 機会があれば、どうぞ一度小豆島へもお越し下さい。
風向明媚な良い所です。今年はオリーブが植栽されて100年を迎えるということでオリーブ百年祭が開催中で島も賑わっております。


というメールもいただき、子供の頃よく遊んだ『社会科カルタ』に、
  【お】オリーブ 花咲く小豆島
とあったのを懐かしく思い出しました。いつか美しい小豆島に行ってみたいです。