きな粉の風味が大好きな私にとって「すはま」は魅力的なお菓子です。
以前京都のお土産店で何十年かぶりに「すはま」に再会して
最近、関東ではあまり見られなくなった事に気付きました。
そこで「洲浜」の専門店『御洲濱司・植村義次』さんのお店に行ってみました。
場所は京都御所斜め向いです。
明暦3年(1657年)創業以来、洲浜を作り続けて暖簾を守っておられます。
歴史を感じさせる店内には「すはま」「春日の豆」の看板がかかっています。
こちらが『州浜』です。私は丸い小さな「すはま」しか知らなかったのですが
これが本来の州浜の形でした。
現在の第十四代店主・植村さんに州浜の名の由来をお聞きしたところ、
平安時代から使われている縁起物を置く台「洲浜台」
に断面が似ているから名付けられた、とのことでした。
葵祭には下鴨神社の御神饌として永きににわたって供えられ続けていたそうですが、
健康上の理由から現在は「ご辞退申し上げております」とのことでした。
徳川美術館・企画展のサイトに「洲浜台」を発見しました!
「文正草子絵巻」の絵中央に小さく描かれています。
そしてこれは『春日の豆』、州浜の生地を空豆の様に小さく丸めて
砂糖がまぶされています。
丸太町通りの古名・春日通りにちなんで名付けられたそうです。
ひとくちサイズで食べやすくなっています。子供のころよく食べたのはこの形でした。
きっと手軽さから関東まで広まっていたと想像されます。
当時はなんという名で呼ばれていたか定かではありませんが
「すはま」ではなかった記憶があります。
子供の頃から大好きだったこのお菓子に「すはま」という名があること、
350年以上の歴史を持つお店が、現在に至るまで製法を守り続けておられること、
いろいろな発見があり
京都の旅は感動がいっぱいでした。
御洲濱司・植村義次
京都市中京区烏丸通丸太町西常真横町193
TEL:075(231)5028
以前京都のお土産店で何十年かぶりに「すはま」に再会して
最近、関東ではあまり見られなくなった事に気付きました。
そこで「洲浜」の専門店『御洲濱司・植村義次』さんのお店に行ってみました。
場所は京都御所斜め向いです。
明暦3年(1657年)創業以来、洲浜を作り続けて暖簾を守っておられます。
歴史を感じさせる店内には「すはま」「春日の豆」の看板がかかっています。
こちらが『州浜』です。私は丸い小さな「すはま」しか知らなかったのですが
これが本来の州浜の形でした。
現在の第十四代店主・植村さんに州浜の名の由来をお聞きしたところ、
平安時代から使われている縁起物を置く台「洲浜台」
に断面が似ているから名付けられた、とのことでした。
葵祭には下鴨神社の御神饌として永きににわたって供えられ続けていたそうですが、
健康上の理由から現在は「ご辞退申し上げております」とのことでした。
徳川美術館・企画展のサイトに「洲浜台」を発見しました!
「文正草子絵巻」の絵中央に小さく描かれています。
そしてこれは『春日の豆』、州浜の生地を空豆の様に小さく丸めて
砂糖がまぶされています。
丸太町通りの古名・春日通りにちなんで名付けられたそうです。
ひとくちサイズで食べやすくなっています。子供のころよく食べたのはこの形でした。
きっと手軽さから関東まで広まっていたと想像されます。
当時はなんという名で呼ばれていたか定かではありませんが
「すはま」ではなかった記憶があります。
子供の頃から大好きだったこのお菓子に「すはま」という名があること、
350年以上の歴史を持つお店が、現在に至るまで製法を守り続けておられること、
いろいろな発見があり
京都の旅は感動がいっぱいでした。
御洲濱司・植村義次
京都市中京区烏丸通丸太町西常真横町193
TEL:075(231)5028