神奈川県立歴史博物館では、2月7日まで
『勝坂縄文展』が開催されています。
神奈川県で発掘された、
たくさんの縄文土器などが展示されていて圧巻です。
展示室に入って、すぐ正面にあるのが
展覧会ポスターにも掲載されている人面把手です。
いつもは常設展のレプリカしか見られませんが
今回は実物が展示されていて感激しました。
この人面把手が出土したのは
横浜の郊外にある『公田ジョウロ塚遺跡』ですが
現在は畑になっていて、遺跡としての姿はありません。
一応「人面把握手」という名称になっていますが
実際に人面把握手であったのか
土偶であったのか、女性か男性かも
現在の時点では判明していないのだそうです。
人面把手の掲示板は、近くの小さな祠に建てられています。
ジョウロ遺跡は
私の生まれた町にあるのですが
子供の頃はまだ家もなく、木々がうっそうとして
人影もなく墓地が近いこともあって子供には
少しこわい場所でした。
ジョウロ遺跡という不思議な名前の由来は
埋蔵文化センターHP・Q&A に詳細があります。
半世紀の時が流れ、
遺跡付近もすっかり住宅地になっていました。
横浜桜木町シベリアのコテイベーカリーHP