な~んにもない

もう、わけわからんわ。

乱気流

2016-01-14 23:21:41 | 日記
得意先の人とランチをした。
何かと目をかけてくださる人生の先輩でもある。
「こんな事をしている場合じゃないよな」
と思いながらも、
聞いて欲しい事や教えて欲しい事も、
年末には多忙の闇へ葬り去ってしまっていたので、無理矢理時間をねじ込んだのだ。

わずか一時間程だったけれど、
会っていただいてとても良かった。
元気をいただいただけでなく、
店を出るときには身体が軽くなった心持ちになっていた。


事務所に戻ると、玄関先に見慣れない男性が所在なさそうに立っていた。
なんとなく嫌な感じを受けながら事務所に近付くと、
その男性の方から私に声をかけてきた。
名乗ってきた彼は、内職作業を手伝ってくれている人のご主人だった。

名前を聞いて益々「これは何かあったな」と身構えた。
聞けば、昨夜の一時過ぎ洗面所で気分が悪くなり
救急車で救急病院へ行ったとの事。

更に聞くと
目の前が赤茶色になり血圧もかなり高くなり、
救急車内では計り切れない程であったという。

幸いにして歩く事はできる様子。
しかし視界は良くないままで、
病院での精密検査予約を取りに行く途中、
我が社に立ち寄ってくれた。

なんと言うことだろうと、
見上げた空は遠く感じた。
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遅れてやってきた冬の朝

2016-01-14 07:34:44 | 日記
目覚ましを止めて、
「もうこんな時間か」とテレビをつけた。
布団の中で身を縮めながらでも、
外の寒さが想像できた。

「さぁ、起きなくては」
と意識してみても、「まだもう少し」と綱を引っ張る私もいた。

いくつか見た夢の事は思い出せなかった。
少し遠くから、孤独と不安が近付いてくる足音が響いてた。
「追い付かれる前に起きるぞ」
と背中を丸めながら立ち上がった。

いつものように、朝は心身共になかなか暖まらない。
時間だけは淡々と過ぎて行く。
わかない食欲を寝かしたまま、軽い朝食。

外へ出れば良く晴れていた。
予想していたより、寒さはきつく感じた。
脚立を探している夢を見ていたのを、思い出した。


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