冬の落葉樹のように

寒空のしたで、すっかり葉を落として
北風に揺れている様は痛ましい。
落葉樹の冬を耐える姿は、動物の冬眠とは違った冬の象徴だ。

なんて思っていたら、そうでもないらしい。
木々によって温度差はあるものの、
冬の寒さを一週間程度経験することで、
芽吹く為のホルモン生成するスイッチが入るのだそうだ。

言い換えれば、
積極的に厳しい環境を受け入れ春の開花へ向けて、
マイナスエネルギーをプラスエネルギーに替えている。

その話を聞いて、ふと我が身に置き換えて感じたことは、
これと同じように、現在の厳しい環境を積極的に受け入れることで、
マイナスと捉えてる何かをプラスエ替えられるのではないかと言う淡い希望。

後、足りないのは閃きか？！

穏やかな朝

温泉旅館の朝風呂に焦がれた。
浅い眠りの中で「もう少しで鳴るやろなぁ」
と、うつらうつらしていたら
何が反応しあったのか、朝風呂したい感情が湧いていた。

心模様も一定幅のブレに収まってくれている。
普通ってこんな感じなのかなぁ、と
朝の時間を過ごした。

低い角度から朝日がさす。
公園には薄い氷。
通勤路の半分くらいの距離をジョギング感覚で走った。