何時の頃からだろうか
ひのきの時期だけだった花粉症の発症が
すぎの季節にも反応するようになってきた。
息苦しくなることは、非常に面倒でうっとうしく
苛立ちばかりが先だって、日ごろ何気なく行っている呼吸へのありがたさに、
なかなかたどり着くことはない。
失ってしまうまでは当たり前で、問題意識すら持たないことは
人それぞれにあるだろう。
その時が来るまでは、それでいいのかもしれない。
私は、特に花粉症対策はしていない。
それは、体が排除したがっているものを継続的に薬で抑え続けることに
抵抗を感じているからなのだけれど、その程度の症状でもかなりしんどい。
木を切ることは無理でも、枝を落とすことくらいはできないものだろうかとも思う。
が、スギやヒノキの過多は行政問題が発端だと聞いて、
スギやヒノキにも同情を寄せることとして、長い道のりを思ったりしている。