いつもの時間に目を覚ました。
雨音がしていたので、二度寝を味わう事にした。
何本かの夢を見ていた。
再び記憶に火が灯ると、もう雨は上がっていた。
二度寝を決めた時に、だらしなく過ごそうとスイッチは切られていた。
寝返りを打つと、キャンペーンの陰から、澱や垢や塵芥が無造作にはみ出して来た。
お日様は昇りゆく。
とにかくご挨拶だと身を起こして陽射しに頭を垂れた。
直ぐに汗ばむのを感じて着替た。
コーヒーを入れて、菓子パン一つを頬張った。
ユーチューブを見ていたら、太陽にほえろを見過ごしそうになった。
息子の昼食ついでに妻がうどんを作ってくれた。
歩みを止めずに今日も動き出せた。