「交通事故多発地帯」の看板並みに、暑さ危険の叩き売りをやり続けるラジオを切った。
「生活の為とは言え、大変な仕事だなぁ」と思っていると、
秋の虫がジジジ・リリリとやっているのが聞こえてきた。
熱中症で救急搬送されて残念ながら命を落としたとしても、コロナウィルスの欠片でも見つかれば、今でもコロナ死扱いのままなんだろうか。
なんでも数値化するのが流行っているけれど、そこから見せられている物ってなんなのだろう。
見上げれば、空が高くなったように見えた。
「それって個人の感想ですよね。」なんて少し流行った言葉が思い出された。
「情報に個人の感想は必要ないんだ」と感じたことを思い出した。
高校の名入りシャツを着て集まっている人の笑い声へと視線を向けていた。
いつもの時間のいつもの通勤路。
暑さの変化を感じながらも、背中に額に下半身に汗を感じている。
寒さ危険の大安売りが始まると、きっとまた忘れてしまっていることだろう。
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