なんにもしたくない。
惰眠を貪り寝ぼけ眼で風呂に浸かりたい。
低く覗きこむ朝日にそう訴えた。
コツコツ貯まっている寝不足感から解放されると、
持ち前の怠け癖はさらりと脱ぎ捨てていた。
道理で寒い訳だ。
昨夜、割り勘をいいことに、
奮発して飲んだ日本酒のお陰か、
最終電車近くまで飲んでいたが、二日酔感は薄かった。
曇りの日の気温は高めで、
今日のような天高く晴れる朝は、
気温が上がりにくくなってもきた。
電車内にはテスト勉強中らしき学生を
再び見掛けるようになった。
何度空振りしても、やらねばならない。
悩んで悩み抜いて、
ふと気がつけばその先にも悩みしかなかったとしても。
見送り三振だけはしたくない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます