新型ウィルス感染陽性者が複数名確認されたことを受けて、子供の通う中学校が学校閉鎖となった。
テレビで、石原慎太郎氏が亡くなり一族の方が屋外での記者会見をしているニュースを見た。
そんなものかと、部屋の電灯を見上げた。
石原慎太郎さんと言えば、主張の強さが際立って伝えられてきた。
昭和40年代~50年代の幼少期を思い起こせば、あのような大人はここかしこにいたように記憶している。
多くの方々は空気の変化と共に転生していった中、変わらぬまま一生を終えた方というのが私の印象だ。
当時はまだ戦争帰りのお爺さんもたくさんいて、躾けと暴力の線引きは無いに等しかった。
おっかないのは男ばかりでなく、怖いお姉さんもいれば、いつも怒っているようなおばちゃんもいた。
酔って暴力を振るう大人もちょくちょくいて、背中に大きく絵を描いた人がお風呂屋さんにいて、お巡りさんの方々も怖かった。
子供同士のけんかも絶え間なく、泣かされて大きくなった子供も多くいた。
あの頃は良かった、とは思わない。
相変わらずいい加減な世の中で、正義は今日も誰かの個人的な事情と取り巻きの忖度でできているように見える。
無理が通れば道理引っ込み、実態は後から透けてくる。
ただ、何も変わっちゃいないとも言える気がしている。
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