約1ケ月半ぶりに田舎で時を過ごした。
過疎化と高齢化の影響でお墓を移設することとなり、約400年見守ってくださっていた氏神様もお引越しとなった。
その性根入れの儀式の為、帰省した。
土曜日の仕事終わりに車で移動。
スーパーで買い物をして家へと向かった。
夕食は水炊き。白出しとめんつゆを少し入れてから鳥のつみれを投入。
油が浮いて来たのを見計らって、白菜・人参・キャベツにシイタケ。
芋焼酎をいただきながら、暖を取る。そして〆はうどん。
田舎の朝は思っていた通り寒く、吐く息が白く濁る時間帯もあった。
お墓参りをして朝風呂を楽しむ。
朝食は昨夜の残りと卵丼。洗濯機を回して身支度を整えていたら丁度時間となっていた。
我が苗字一族7世帯の代表が集まって、儀式は慎ましくかつ厳粛に執り行われた。
最年少は50台の私。時代の風が足元で渦を巻いている。
これで株講の集まりは一旦解散となる。この村の他の一族も似たり寄ったりだと聞く。
これからは、定例に集まることなく、各々の都合でこの新たな場所に手を合わせに来る。
人の生き様も変わって行き、村の在り様も変わって行く。
更なる新たな豊かさが、次々と新しい風を起こしていく。
腰掛け暮らしの住人風情が、何をか言わん。
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