秋は夕暮れ
と昔の人は言いました。
カラスが鳴くから帰りましょ
と昭和の子供は口ずさみました。
年末差し迫る11月下旬。
現代の秋を彩るいとをかしは、既に過ぎてしまったのでしょうか。
高度情報社会は視覚や肌に訴えるものが好まれます。
紅葉しているんだから秋でしょ、とは思えるのだけれど、
風の音や虫の音など、はたいふべきにあらず、
の、いとをかし解釈は忘れ去られがち。
季節の話となれば、温暖化の話と切り離せない。
海水温の上昇が問題視されているのに、解決策はいつも空気のはなし。
令和のひとは言いました、となるのでしょうか。
ちょうど、人口爆発・食料危機・石油枯渇。
そう言って、昭和が未来を憂いていたように。
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