私と言う命の状態は、様々な現象に絶えず揺れ動いている。
その絶え間ないストレスから、
マグマのように煮えたぎったエネルギーが、
赤黒く自らの表面を飾り、噴き出す場所を静かに絶えず探しているのを感じる。
恍惚の純度が高まってくれば、
広く浅い不安は呪縛の糸を吐き出す。
他方で狭く深い憤りが醜い正体を呼び覚まそうとしている。
恐怖と狂喜は溶け混じり始めた絵具のまま。
このまま化学反応を起こさないように、
刺激や情報で満たされた冷たい功利の海から
孤独という自由の空へと状態を還してみる。
寝静まる街の片隅で
借りた夢物語の調べを呪文に代えて
寝付けない夜をポタリポタリ
今夜も不完全燃焼を繰り返す血流を感じる。
まだまだ大丈夫そうだ。
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