な~んにもない

もう、わけわからんわ。

こればっかりは、しょうがなさそう。

2022-04-07 19:22:46 | 日記
花びらが風をなぞって行く。

葉桜が燃えている。

淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、確かに留まることを知らないようだ。




四月も一週間が過ぎようとしている。

光陰矢の如しと頭は呟くけれど、目の前の光景はまるで違っている。

そして集中スイッチが入る時と、どうしても入れ方が思い出せない時が必ず両方あって、私の中も決して等速でも直線的でもない。




汚れ切った街の空気とは言え、こうして風や花や陽射しに触れていると

目的遂行の為に、より効率良くどのように成果を上げていくか、なんて悩んでいることがとても不自然な行為に思えてくる。

お天道さまに頭を撫でられたような、うぬぼれた気にもなる。




ウクライナ戦争が起こってから、頭の片隅でいつも核ボタンのことが気にかかっている。

出来ないことはあってもいいが、やり残したことは一つでも減らしたい。

言い忘れる事は、たくさん出てきそうだなぁ。
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今日も桜は凄かった

2022-04-03 12:51:16 | 日記
行く花の流れは絶えずして、しかも元の花にあらず。

花びらはかつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。

世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。



咲かせては散らすを続けることで、桜は全体としての自己複製を繰り返している。

お世辞にも綺麗とは言えない街の空気と雨を吸収して、今日も天に向かって花をこぼしては蓄えている。

変わらないために、先回りして変わり続けている。



シェーンハイマーという人の実験で、

食べる行為は細胞を積極的に入れ替える手段であり、エネルギーを貯蓄するだけの為のものではないことがわかっている。

2・3日で消化器官の細胞はすべて、取り入れた食べ物の原子や粒子と入れ替わる。




困ったときほど私の頭の中は、社会通念的で常識的な因果律の物語が相変わらずの大好物。

そんな思考回路でいくらなぞってみても、自由な発想からは離れていくばかり。

何食わぬ顔をして、下らせようとする坂を、好き勝手に上り返せばいいだけなのに。
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さらさらさら

2022-04-01 08:27:21 | 日記
花がちらほらと漂い始めている。

散る花のことなど気に留めず、凛と咲かせている。

「勝てないなぁ」なんて思う。




無骨な幹と枝を伸ばし、「こんなとこからも」と顔を出している。

気の早いのは、もう葉を伸ばし始めている。

クローンだから同条件なら同じように育つ樹々が、それぞれ違う流れを見せている


今日から四月。

共同体組織の都合で人も漂い始めている。

悲喜交々を見せることなく朝も流れている。



私に大きな変化はない様子。

有難いやら、進歩がないやら。

不安・焦り・恐怖とうまく折り合いの付けられない時間に、ぶつかり遮られながら流れている。
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