「雨漏り修理、防水工事」職人魂の防水屋、職人社長安藤のblog

雨漏り診断士、1級防水技能士、2級建築施工管理技士の有資格者である職人社長安藤の「雨漏り修理・防水工事」に関するblog

千葉県野田市の必殺雨漏り修理人、屋上防水の確認&排水口の清掃メンテンス~東京台東区浅草のマンション

2023-03-03 20:00:52 | 雨漏り調査・診断・修理・防水工事

千葉県野田市を起点に雨漏り修理・防水工事のエリア(千葉、埼玉、茨城、たまに東京)を古いスバルの軽バンで走りまくっている職人魂の防水屋、必殺雨漏り修理人/職人社長の安藤です。

前回の東京台東区浅草の雨漏り調査が終わった後に行った現場が、今回ご紹介するの6階建てのマンションです。

 

6階建てのマンションの屋根へ持参した小さな梯子を使って、ハッチを開けて屋根へ出ると、見晴らしが良すぎるくらい良く、気がつくとこの屋根から見えた背の高いマンションが1つ消えていました。

なにげに屋根から下を見ると、あの感覚が......

屋根の上から下を見ると、腰から下に走るあのゾワゾワする感覚は、一体何なんでしょうか。屋根の笠木に両手でつかまって、下を見下ろした時のたまに地上に吸い込まれそうになるあの感覚、......正直、普通に怖いです。

 

マンションの屋根はゴムシート防水で施工してありますが、これは当工事店の施工ではありません。

それでも、当工事店が屋根のメンテナンスをするのは、このマンションのオーナー様が東京ではなく、大阪にいらっしゃるからなんです。

忙しい中、大阪から東京まで屋根防水の確認やドレンの清掃をするためにわざわざ来ることができないので、当工事店にご依頼をされたわけです。

排水口の清掃とカバーの奥の状態の確認をします。

まず、排水口のカバーを取らなくてはならないので、ドライバーでネジを取るわけですが、たまにネジの締め付けが強すぎて回らない時やネジが錆びていてドライバーが全く回らない時があります。

そんな時は、潤滑剤を吹き付けてしばらく待ってからドライバーを回すと、仕事がしやすいです。無理に回すとネジの頭がバカになって取れなくなるので、気をつけなければなりません。

排水口のカバーはゴミが入らないようにするためのものなので、清掃が必要です。

排水口周囲に溜まった土、髪、ゴミ等、刷毛を使ってきれいに落とします。2年位前のコロナ禍に1度来て排水口の清掃メンテナンスをしていますが、思ったよりもゴミは溜まるもんですね。

清掃、大事なことです。

排水口へ雨水が流れてきます。6階建てのマンションの屋根の上でも、土が溜まります。防水材は雨水から建物を守りますが、いつもきれいな状態にしてあげないと、雨水が溜まってしまいます。

ゴミが詰まれば、雨水も溜まるし、排水口の流れに影響を与えてしまいます。台風、強風、豪雨の時、タオルが飛んで来て、排水口を塞いでしまった現場が以前ありました。

もし、タオルが飛んでくる前に既に土でが溜まって詰まっていたとしたら、飛んできたタオルで排水口を塞いでしまう可能性が高くなります。屋根に使用されている防水材は、ただでさえ紫外線の影響を受けてお疲れさんです。少しでも良い状態を維持するには、やはり清掃が必要なんです。

排水口の周囲の土を落とすだけの簡単な作業で、雨漏りの危険が少なくなるのであれば、やってみる価値はある、というものです。

排水口の清掃中に防水材の亀裂を発見することもあります。そんな時はすぐにホームセンターへ行ってシーリング材を買って帰って、自分で施工する事もできます。自分でできることをやるだけで、業者に数万円支払うこともなくなるかもしれません。

清掃が終わって、最後に潤滑剤のスプレーをシュッ、としておけば、更にいいですね。

排水口の清掃は簡単な作業ですが、土が溜まっていても気が付かなかったり、多少溜まっていても、また今度でいいか、とか、軽視しがちかもしれません。

 

ユーザーの皆さん、オーナーの皆さん、屋根防水の新築時の良い状態を維持するために、排水口の清掃、一度やってみてください。その時に、排水口周囲の防水層に違和感を感じた時は、専門業者に相談することもできます。

雨漏り、防水工事でお困りの時、必殺雨漏り修理人を思い出していただけると、幸いです。

 

それでは、また。

 

必殺雨漏り修理人/職人社長の安藤

(2023.03.03)