今日、ニュース番組で「4強激突・プレミアムシャンプー」の特集を放送していました。
驚く事に「1本1.000円前後の高級シャンプーが今、売れています」とアナウンサーが話し、また街頭インタビューでも「一度は使ってみたいですね」と話している様子が映し出されていました。
これには「普段はどんなシャンプーを使っているのかな~?」と逆に驚きました。
それよりも問題なのは各メーカーの開発の様子です。
ビックリするほどの下手なシャンプーの仕方(これは美容師が見たら誰でも思う)に驚いたのと、シャンプーの基本である予備洗いが不十分なため、気泡していないのに、髪をゴシゴシ擦っているのを見て「これだから髪に良いシャンプーの開発ができないのだな」と思いました。
さらに某メーカーのシャンプーは水を弾く事を強調していましたが、これが水溶性のパーマ剤・カラー剤を阻害し、より毛髪を損傷させていることや脱毛が増えている事をメーカーはどのように考えているのでしょうか?・・・・・
先日、このメーカーのシャンプーが雑誌の付録に付いていて、興味本位で封を切り、匂いや、気泡をチェックしていましたが、スタッフ一同「気持ち悪い」と言いました。15年も無添加のシャンプー以外に触れたことが無かったので無理もありませんが、だれも試しに使おうとはしませんでした。
そして、番組の最後を締めくくったメーカーさんのコメントにさらに驚きました。「これからのシャンプーは洗剤から化粧品へ」とコメントしていたことです(つまり最近までは洗剤と同じで良いと考えていたようですね)さらには「日本ではまだ理解されていませんが・・・」と続けていましたが、そうしてきたのも、これらの大手化粧品メーカーなのです。
そして、これらの高級シャンプーの界面活性剤は、いまだにラウリルエーテル硫酸などの合成界面活性剤が使われ、台所洗剤と何ら大差が無いのも事実なのです。
それでも高級シャンプーと言えるのでしょうか?
高級なのは綺麗な容器と豪華なキャストのCMだけと感じているのは私だけでしょうか?
<a href="http://treview.jp/blogrank/in.cgi?sno=8Xv9f2oN" target="_blank">
クチコミblogランキング TREview
</a>