先日、地域の理・美容師の講習会がありました。
大勢の美容師さんを見て、驚いた事は、髪の損傷が酷い事です。
枝毛・切れ毛は勿論、髪が薄くなった美容師さんも、たくさんいました。
そんなサロンで、このパーマやカラーは「髪に良い」とか「髪に優しい」とか言われても、全く説得力はありませんね。
やっぱり美容師の髪は健康でいなければと思うのは私だけでしょうか？
昨日、電車の中で若い女性の髪の分け目が気になり、見ていました。
すると、その女性は窓ガラスを鏡の代わりにして、髪を手で整えはじめました。その時、手に絡みついた抜け毛を確認し、捨てました。そして何度も、髪をとかし、抜け毛の本数を確認するように見ています。
その仕草からも、普段から抜け毛を気にしている事が伺えます。
私には職業柄、この人の脱毛症が始まっている事は一目瞭然です。
シャンプーの時、以外のドライ状態でも髪が「パラパラ」と良く抜けたり、手櫛で、とかしただけで「何度も抜け毛が手に絡む」などの症状は頭皮の危険な状態です。
現代では抜け毛に悩む女性も少なくありません。
そんな時は、手遅れになる前に、詳しい美容室に相談して下さい。
先日、お客様に「アルミニウムの危険性」を話していたら「あなたにピッタリの製造工場があるから行って見たら」と紹介していただき「何がピッタリ？」なのか分からないまま昨日訪ねてみました。
その工場は全国のお線香メーカーに原料を卸す工場でした。
まず私が興味を示したのは化学薬品を一切使わない天然原料だけのお線香も製造していた事です。
そこでお線香の製造方法などを社長 様に教えていただきました。
お話の中でとても共感したのは現在一般に売られているお線香やお香などには化学薬品の香料を配合しているため、とても危険だと言う事です。
さらにほとんどのお線香は使い勝手を良くするためにアルミニウムを練りこみ灰が散りにくくするなど「使いやすい」をアピールし消費者には危険と知りながらも、売れる物を作ると言う事です（その点は化粧品メーカーも良く似ています）
現在自然物質だけで作られているものは資源不足で値段が高騰している事もあり「安くて便利な商品が売れるのです」とも言われました。（ここまでくると全く化粧品メーカーと同じ事です）
さらに社長様の話は続き「毎日室内で焚かれる、お線香に石油から作られた香料やアルミニウムなどが煙となり赤ちゃんや、お子様が吸い込む事でアトピーなどの様々な病気を引き起こす原因になっている事も考えられると思います」「だからこそ昔ながらの天然物質だけの、お線香に拘り続けているのですよ」とおっしゃっていました。
最後に興味津々で話を聞いていた私に「あなたは何のお仕事をしているのか？」と質問されたので「美容室を経営しています」と答えました。
そして「私も現代の化粧品に潜む危険性を少しでも無くすため、原料の蚕の飼料にまで無農薬に拘り、飲んでも安全なシルクアミノ酸の化粧水などをオリジナル処方により製造し、提供しているのですよ」と話したら、とても納得され、その後も話が弾み、ついつい長居をしてしまいました。
ご紹介頂いたお客様の「あなたにピッタリ」は安全に拘ると言う共通点の事だったのですね。
いずれにしてもどんな業界のどんな商品でも「本物を忘れないで」と消費者に継承してくれる人が残っていてほしいとこの日あらためて感じました。
ＰＳ 完全無添加のお線香を分けて頂きましたが驚くほど心地良い香りで癒されます。
