似て非なるもの

今日はご年配のお客様が「ヘッドスパやってますか？」と入って来られました。
勿論、あるにはありますがヘッドスパにも色々あるし、求めている事が違えば満足感も違うと思います。
さらに「パンフレットか何かあります」と聞かれたので「当店にははございません」と丁重にお断りさせて頂きました。

当店の『スカルプウォーターセラピー』は、それもヘッドスパと言えばそうだけど、全く違うと言えば違うし、似て非なるものであり、20年以上もスカルプウォーターセラピーをして来ても、初めてのお客様に理解して頂くのは難しいと感じます。
それにはヘッドスパやヘアエステと言う名前の技術が世の中に氾濫しているからかも知れませんね。

それなのに、頭蓋療法や脳脊髄液のエレベーションなんて事をご説明させて頂いても分かりにくいですからね。

例えて言うならば、マッサージと鍼の違いかな？
マッサージは凝りなどの患部に対して、筋肉(筋膜)へのアプローチをする対処療法の一つですが、鍼は経絡へのアプローチが血、水、気の流れを整え、自律神経を安定させ、自己免疫を引き出すと言う生命の根幹療法のようです。
その為、マッサージは気持ちが良いと感じても、鍼を刺して気持ちがいいと感じる事はありません。

これはどちらが良い悪いではなく、目的がまるで違うため、どちらを選ぶかは患者の自由です。
ただ、マッサージには資格は必要ないけれど鍼灸師は国家資格が必要です。その差はまるで違います。

それと同じように通常のヘッドスパに求める「気持ちいい〜」は当店のスカルプウォーターセラピーでは感じにくいかも知れませんが、脳が感じる「気持ちいい」が実は頭皮、毛髪の改善に最も重要な事なんです。

その本当の意味での深いリラクゼーションこそが、女性の育毛にとっては最も重要な技術なんですよ。

今日、説明すら出来なかったけど、きっと今日のお客様はご来店されないと思います。
それは価値観が違うと思うので仕方がありませんが、ご自分に合う素敵な美容室に出会う事を心から願っております。


スカルプウォーターセラピーは商標登録されています。
日本予防医学美容家協会認定のサロン以外には施術を受けることは出来ません。
　　
これらは永年の経験から開発した女性のための育毛に特化したオリジナル処方の製品です。

薄毛や脱毛症の番組が増えましたが・・・

最近のテレビ番組は薄毛や抜け毛の特集が増えましたね。

昨晩も『名医のTHE太鼓判！』と言う番組で特集をやっていました。

けど少し前にもこのブログで書いたイワシの育毛など以前、他局でも放送されたような、ありきたりのものでした。

でも、そこで解説していたクリニックの女医さんがミノキシジルの使用で改善した例(クリニックの宣伝)をしていたけど、その先生の前髪の方が気になり、解説する前に自分がミノキシジルを使った方が良いのでは？と思ってしまいました。

でも、そこには番組では話せない何かがあるのでは無いかと誰もが思うでしょう。

なぜなら副作用の質問が出た時、それまで成功例をハイテンションで話していた時とは違い少しテンションが下がっていましたからね。

本来は改善方法よりも、女性の薄毛や脱毛症がなぜ増えているのか？本当の危険性は何か？と言う事を解説をした方が良いとは思いますが、それらについてはシャンプーの洗い方ばかりを説明していました。

でも、そこはスポンサー絡みがあるので過度の美容施術や粗悪なヘアケア製品の乱用などの危険性などには触れていませんでした。

女性の育毛については、治すことばかり説明するのではなく、ならないような予防法をもっとクローズアップすべきでは無いでしょうかね？と思うのは私だけでしょうか？

アイドルさんの勇気ある行動に・・・

今朝「めざましテレビ」で、あるアイドルの女性が脱毛症である事をカミングアウトしていました。

私も番組を偶然に見ていて、とても勇気のいる事なのに偉い人だなと思いました。

当店にも女性の脱毛症の方々がたくさん来られていますが「カツラを脱ぐ事や人に知られる事は本当に辛い事だと」と話しています。

それでも、このアイドルさんのカミングアウトして前向きに頑張る姿に感心しました。

是非とも良くなって欲しいと願います。

近年では女性の脱毛症がとても増えていますが、添加物により複雑の合成された食品や粗悪な原材料による化粧品などの美容環境の変化に人の細胞の進化（排泄能力など）が追いつかない事もあり、様々なアレルギー症状などが現れているのかも知れません。

そのため女性の脱毛症にはほ、とんどの場合が薬品による改善が見られず、時間も掛かります。

そんな中、最も重要な事は「生やす」のではなく「生える力を取り戻す」ための頭皮環境を作る事です（育毛剤や薬では難しい）

このアイドルさんも血液検査や、その他の健康状態にも何も問題ないと言っておられるので、個人差はありますが、必ず良い結果が現れる療法に出会い、良くなる事を祈っています。


『日本予防医学美容家協会』の関先生は私の師匠でもあり、一番の友人でもありますが、日本で唯一の小児と女性の脱毛症を専門に研究しています。
何かヒントが見つけられると良いのですが。

http://jpmba.jp/

「ピカピカのサラサラやね」

昨日はお客様から「お友達の中にヘアカラー専門店と枝毛カット専門店に行っている人がいる」と言うお話を伺いました。

ヘアカラー専門店は知ってるけど、枝毛カット専門店があるなんて何て恥ずかしい事なのでしょう・・・

何れにしても「○○専門店」と聞くと一見、良さそうに思うけど「実はそれしか出来ない」と言う見方もできるのです。

それと言うのも以前、ヘアカラー専門店の求人募集広告に『ヘアカットやパーマが出来なくても美容師免許があればOK』と書かれたものがありました。

つまりヘアカラーは簡単な技術のように思っているオーナーも多いと言う事です。

ですが、そんなヘアカラーも実はとても奥が深く、髪や頭皮を傷め無いようにするためには高度な技術とコストが掛かるのも事実です。

シャンプーを機械で洗い「ヘアブローはご自分でどうぞ」なんて言う仕事は一見リーズナブルで良さそうに思いますが、それでは美容室の存在意義が薄菜われてしまうような、そして安全で安心なヘアカラーも難しいと思います。

また枝毛カット専門店については論外です。

枝毛が出来る理由は大きく分けて2つ

一つは粗悪なパーマやヘアカラー、またはお粗末な美容技術。勿論ヘアケア商品も含まれますが、それらの化学処理の不適切なもの。

そして、もう一つはドライヤーや紫外線、またはブラッシングなどの物理的なストレスなどによるものですが、枝毛の原因のほとんどが化学薬品の処理の不適切な処理によるものです。

つまり、そのほとんどが美容室での施術によるものと言えるかも知れませんね。

それなのに「枝毛カットで儲けよう」なんて失礼で論外だと思うし、美容業界にとっても枝毛を作ってしまう美容室が今でもある事自がとても恥ずかしい事のようにに思います。

そして、今日その話をしてくれたお客様は、それらのお店に通うお友達から「何時も髪がピカピカのサラサラやね」と言われるそうです。

毎月のようにヘアカラーをしに来て下さっていますが、その事自体も驚かれるそうです。

当然ですが当店の客様には枝毛のある人は一人もいませんよ（ロングヘアでヘアカラーを続けている方でも）

勿論、それにはそれなりの技術が必要な事は間違いないのですが、自宅でのお手入れして頂くヘアケア商品の開発にも重要なポイントがあるのです。


　
昨日のお客様のお手入れは、ヘアシャンプーとヘアローションの二つだけです。


ちょうど今朝、へアカラーをした当店のスタッフを写しました（もちろんストロボなしの自然光だけです）
仕事の合間に染めて、自分で適当に髪を乾かしただけなので「後ろハネてるよ」って言ったら「良いねん、どうせくくるから」って怒られちゃいました（笑）

毎月ヘアカラーをしているけど、年齢の割には毛量も多く艶感もあるとおもいます（ストレートパーマとかはしてません）

こんな事を書いたら（また怒られるかな～）

全力で頑張ります！

本日、二回目のご来店をして頂いたお客様の髪と頭皮の状態がとても良かったので安心しました。

お客様からも「髪の状態が変わってきました」と穏やかに、そして嬉しそうにお話して下さったので本当に良かったと思います。

お使い頂いた商品も気に入って頂けたようで良かったです。

そして、もうお一方は薬剤師さんですが「今日もご近所さんにも髪が綺麗ねと言われ、シャンプーだけよって言うと驚かれる」と話して下さいました。

実は、この方も脱毛（薄毛）で悩み当店を訪ねて下さったのですが、もう長年のお付き合いをして下さり、何時もたくさんのご質問を頂きます。

それにも何時も丁寧にお答えしているので話が、ついつい長くなります。

でも、なぜ育毛剤がいけないか？と言う理屈も流石に薬剤師さんなので、直ぐにご理解頂けて薬局に育毛剤を買いに来られたお客様に「育毛剤はダメ」と言って、何にかのお客様を当店にご紹介下さいました。

今ではその方々とも長いお付き合いをさせて頂いておりますが、初めてご来店された時からは見違えるように元気な髪となりました。

育毛（発毛）の改善には年数も掛かるし、個人差がありますが、それでも前向きに捉えて頂いている方々は確実に良くなっています。

今の時代は本当に多くの女性が髪のトラブルに悩んでいるようですが、これからも皆様のご期待に少しでもお応えできるように全力で頑張りたいと思います。

本当に安全なら良い事ですが・・・

昨日『理化学研究所』より薄毛についての新しいニュースが発表されました。

6月4日 17時22分（ＮＨＫニュースより引用）

「脱毛症」などの治療に応用するため髪の毛を作り出す「毛包」（もうほう）という器官を人工的に大量に作る技術を理化学研究所などの研究グループが開発し、来月から動物で安全性を確かめる試験を始めることになりました。
薄毛などの脱毛症に悩む人は全国に２５００万人以上いると推計されていますが、男性ホルモンをコントロールする薬の投与など治療法は限られていて、理化学研究所などでは毛髪を作り出す「毛包」と呼ばれる器官を再生医療の技術で作り移植する治療法の開発に取り組んでいます。

理化学研究所やベンチャー企業の研究グループが４日、会見を開き、ヒトの頭皮にある３種類の細胞を取り出して増やし、さらに専用の特殊な機械で３種類の細胞を一緒に培養することで、「毛包」を大量に作り出す技術の開発に成功したと発表しました。

グループによりますと、２０日間ほどで髪の毛１万本に相当するおよそ５０００の「毛包」を作り出せるとしています。

グループでは、７月から動物に移植して安全性を確かめる試験を始め、早ければ再来年（２０２０年）にも実用化したいとしています。

理化学研究所の辻孝チームリーダーは「これまでにない方法を実現し、患者さんたちの生活の質の改善に貢献したい」と話しています。
治療対象は「男性型脱毛症」
研究グループが将来的にまず治療の対象としたいとしているのは脱毛症のうち、「男性型脱毛症」と呼ばれる病気です。

この脱毛症は思春期以降に始まって生え際や頭頂部の毛が次第に細く、短くなって薄毛となるのが特徴です。脱毛症全体では全国に２５００万人以上いますが、そのうち「男性型脱毛症」の患者はおよそ１８００万人いるとされ、主に２０代後半から３０代にかけて症状が進みます。

これまでは原因となる男性ホルモンをコントロールする内服薬のほか、塗り薬などが治療の中心となっています。また脱毛症や薄毛治療への社会的なニーズは高く、薬以外にもかつらや植毛、それに育毛剤の開発など、その市場規模は２０００億円に上るというデータもあります。

今回の理化学研究所の発表により、結果的には『毛包』の老化が脱毛症の答えである事を示していますね。

このニュースを見て明るい兆しと思われた方も少なくないと思います。

何しろその事で悩んでいる人が全国に２５００万人以上もいるのですからね。

その一方ではかつらや植毛や育毛剤などの市場が２０００億円もある以上はそれらに携わる企業にとっては死活問題にもなりかねないために顧客の取り合いなどの問題が勃発しそうな予感がしますね。

但しアンケートでは「金額による」との声も多かったようです。

いずれにも毛包が脱毛の原因だと判明しているのなら培養して移植するよりも、毛包の細胞老化を防ぐような研究をする方が良いのでは？と思うのは私だけでしょうか？

また、この手の移植が男性型脱毛に限定されるのも残念な話ですね。

それには男性の脱毛に比べると女性の脱毛症は原因も複雑で改善もとても難しいからです（だから医学界でも研究を避けている）

ただ毛包の損傷が薄毛や脱毛に関わっている事は間違いないのですが、それは遺伝的要素なのかパーマやヘアカラーなどの薬剤によるものなのか？どちらにしても化学薬品による影響も考えなければなりませんね。

特に皮下組織の中にある毛包は思っている以上に浅く、その中でも発毛に最も重要なバルジ細胞はさらに浅い場所にあるため薬品の影響を受けやすいのです。

その細胞を守るためにも保湿（水）の存在は欠かせません。

それなのに高濃度のエタノール（アルコール）を含む育毛剤を毎日使う事で水分を揮発させ、毛包を溶解し酸化させられる事で、生薬の効能で一時的な活性により増えてり太くなったりするように感じますが毛包は本来の寿命を全うできず、思った以上に毛包細胞の老化が早く進むのです（これ育毛剤によるリバンド症状です）

私達、美容師には移植などの事は出来ないけれど、移植が改善の答えとも思っておらず、そうならないように予防に最大限の努力をすることの重要性を感じています。

なので毛包細胞を酸化（老化）させないためにも過度の美容施術を避け、頭皮に使うヘアケア商品には抗酸化や生分解の高い物を選ぶ事も重要ですね。

予防をすることが最も安全で安価な事は間違い事も覚えておいて下さいね。

話題の白髪染めについてpart２

新製品が発売されると話題になるのは当たり前の事ですが、いま最も多いのが花王さんの『リライズ』についての質問です。

この事については以前にも書きましたが、安全か？安全でないか？については化粧品登録の商品なので、おそらく安全だと思います。

ただ、この商品を使い続ける事で現れると予想される弊害を簡単にまとめてみます。

１、トーンが次第に暗くなる。
現在は明るく発色する製品がないと言われていますが、ブリーチ効果を持たない化粧品登録のカラー剤（カラートリートメントなど）にはトーンアップは最も苦手な分野なのです。ましてやメラニンの蓄積を利用して黒くするので使い続けるとより暗くなるかも知れませんね。

２、次回の美容室でのパーマやヘアカラーの施術が上手くできなくなる。
この商品にはシリコンをはじめ、たくさんのコーティング剤が含まれているために美容室で使われる薬剤の浸透性を妨げ思うような施術結果が得られにくくなる。その為に慣れない美容師さんはオーバータイムをすることが考えられる。

３、育毛の懸念（ヘアサイクルなど発毛への弊害）
シリコンをはじめ様々なコーティング剤が育毛に弊害がある事は多くの専門家が懸念しています。中には「大丈夫」と言う美容師さんもいるようですが、私たちの育毛施術のデータからもシリコンが発毛への弊害になっている事は明らかです。

４、使いつ続ける事で変わる毛髪の乾燥や癖の強さ。
これについてはシリコンやその他のコーティング剤のビルドアップにより毛髪の水分コントロールが出来なくなるからです。（市販のシリコン配合シャンプーなどを使っていると髪を濡らしただけで髪と髪がくっつき、キシム事があると思いますが、それはビルドアップ現象によるものです）

あるサイトで「リライズ」の使用後の感想を書いた口コミを見つけました。

１日目　　高いのに染まらない・・？
２日目　　凄く染まって、髪もツルツル
３日目　　髪がストンストンのツルツルに。

この方の感想でたった三日で髪がコーティングされている事がわかりますが（頭皮に着ければ当然同じように頭皮もコーティングされる）これと似たような意見が多数寄せられていました。

※アシル化やカチオン化された原料を配合した製品にはビルドアップやアレルギー感作性の問題が懸念される事も覚えておいて下さいね。

この製品が安全か否かは数年後になればわかると思いますが、皆さんはどう考えられるでしょうか？

以上のような内容を何時も、お客様には説明をさせて頂いております。

ただ、ホームカラーやカラートリートメント、またはサロンのヘアカラーについてはどれも一長一短あると思うので、どれを選ぶかはご自分の好みやライフスタイルに合わせて頂ければ良いと思います。


これは以前にも掲載したお客様からの質問への回答です。

「それで良いのだと思います」

先日、ある場所で偶然にも知り合いの美容師さんに出会いました。

久しぶりにお会いしましたが元気だったので、とても嬉しかったです。

この方とのお付き合いの始まりは、数年前に関先生が現在の「日本予防医学協会」となる前に「関毛髪総合研究所」と言う名称で育毛や毛髪の研究所を開設されたのですが、その時講師としてお手伝いをさせて頂きましたが、その時の育毛の講習会に参加していたことがありました。

お話の中で、その頃の事を思い出され「昔は育毛で髪を生やさないといけないと思っていたけど、それが難しい事に気付き今では髪を傷めない事に気を付けています」と私にお話されたのです。

実は、それこそが育毛の答えなのではないかと私も思っています。

だから、アドバイスとして「髪を傷めないように気遣う事は頭皮にも負担を掛けず、それで育毛は出来ていると思います。だからそれで良いのだと思いますよ」とお話させて頂きました。

すると「何かお話がすーっと入ってきます」と喜んでくれました。

本当に素直な性格の美容師さんだなと思いました。

美容は美しく見せる事と相反して細胞からすると本当は危険な薬品や施術によるストレスだらけなのかも知れません。

その為に抜け毛や薄毛、損傷髪や肌荒れなど多くのトラブルを引き起こす事が多々あります。

だからこそ安全で安心な施術とアウターケア商品の使用はとても大切な事なのです。それを私達は「美容育毛」と呼んでいます。

今回の放送は髪と体の健康の繋がりを解説されているようです。

影響を受けやすい細胞には優しくしてね

先日、ある病院でドクターから抗がん剤について詳しくお話を聞く機会がありました。。

一口に抗がん剤と言っても色んな種類があり、それぞれの症状に合わせて何種類かを組み合わせて使うそうです。

勿論、年齢などに応じて量や回数などもきめ細かくスケジュールを組んでいるそうです。

そんな話ので副作用の説明もありましたが、副作用の中で一番わかりやすい脱毛症については「正常に薬が効いている証拠です」との解説がありました。

もちろん知っていますが、改めてドクターから聞くと『なるほど』と思えるから不思議ものですね。

そもそも抗がん剤は細胞の分化（新陳代謝）が早い所に目掛けて行くそうで、その為に毛母細胞（頭皮）や舌（口腔内）などの新陳代謝が早い細胞ほど影響を受けやすいのです。

ドクターからも「増殖スピードの早い細胞は影響を受けやすい」と言う説明を頂きました。

勿論それは化粧品などを直接肌に塗る表皮も例外では無いと言う事のようです。

私達がシャンプーやスキンケア商品の安全性に拘るのは、その為でもあるのです。

近年では様々な情報がインターネットを通じて調べる事が出来ますが、唯一調べられない事があるとすれば一つの商品を長く使いつずけた結果（計時変化）の改善例を見る事です。

育毛剤の宣伝にしても画像だけならいくらでも操作が出来ますが、美容室で毎日働いている美容師には、お客様の改善の状態が直ぐに見て取れると言う事です。

これはどんなに頑張っても化粧品メーカーの社内の研究室で電子顕微鏡でデータ化しようが、その他のテストをしようが、決して正確に計り知る事は出来ないと思います。

私達は毎日現場で「シャンプーを替えただけでこんなに良くなった」とか「美容液だけなのに肌が良くなった」など、お客様からの喜びの声を聞かせて頂いたり、状態の変化を見る事が出来るのも一人のお客様と長くお付き合いさせて頂けるから得られる情報なのです。

美容室では毎日そんな膨大なデータが集まり、お客様の髪やお肌の健康管理をしているのです。

そして改めて思う事は新陳代謝の早い細胞が良くも悪くも様々な影響を受けやすいので、安全な商品を開発し、お勧めする事の大切さを感じました。

この笑顔を守り続けたい

今日も遠方からお越し頂いたお客様と楽しいひと時を過ごす事が出来ました。

まず毛髪診断をさせて頂くと、新生毛がたくさん生えていたので、モニターを見て喜んで下さいました。

初めてご来店下さった時には心配されていましたが、今日の様子を見ると「これなら大丈夫」と思える状態にまで回復しました。

お客様からも「こちらに来させて頂いてから髪の状態がとても良くなりました」と喜んで下さり、本当に嬉しく思います。

今週末には娘さんの参観があると言われていましたが、いつまでも若くて美しいお母さんでいられるようお手伝いをさせて頂けたら幸いです。

そして、この笑顔を守るためにも、より一層精進していこうと思います。

帰り際に「いつも遠いところありがとうございます」とお声をかけると「ちょっとした小旅行のようです」とニコニコ笑いながら私の事を気遣って下さる、そんな優しさに感謝しました。

本当に遠い所からお越し頂き、ありがとうございました。

またのご来店を心よりお待ち致しております。


今日もお買い上げ下さったスカルプシリーズ。

次回のご来店までは私の代わりに お客様の頭皮と髪を守ってあげて下さいね❗️