先日、ある新聞の記事に『秋の抜け毛対策3ヵ条』と言う記事がありました。
その記事は日比野 佐知子先生と言う女医さんのインタビューを掲載していました。
その先生による「秋の抜け毛対策3ヵ条」とは
1、基本的にシャンプー剤やリンス剤は必要なし!
2、毎日、頭は洗わない!
3、赤ちゃん石鹸を使うべし
と書かれています。全てが正しい訳ではありませんが、ようやくまともなカウンセリングを行うドクターさんが現れたようです。
記事の内容を少し抜粋し、掲載させていただきます。
記者「黒髪がふさふさと”復活”とわ言いませんがせめて今の状態を保てない物ですか?」
先生「ズバリ頭皮のケアをすることで若返る、つまり髪を太くする事が出来るんですよ」
記者「う~ん、頭皮ですか。毎日シャンプーを欠かさずして清潔にしているのですが・・・」
先生「そこです。毎日合成シャンプー剤を使って洗う事は実はあんまり良くないのです。合成シャンプーやリンスには合成界面活性剤が含まれていて、それにより頭皮がボロボロになり薄毛の原因になるのです。また頭皮が乾燥しやすい人は、より皮脂の分泌が多くなり皮脂腺をつまらせるので、まずはシャンプーを使わずにお湯だけで洗ってみては?」
記者「でも先生、シャンプーを使わないと臭いが気になるんですが・・・」
先生「その気持ちは分かりますが頭皮の健康のためにも香料を避けた方が良い。頭皮も皮膚の一部です。顔を丁寧ねいにケアする人は多いのですが頭皮を放置している人は意外とと多いのですよ」「また合成リンスにはシャンプーよりも刺激が多いものが含まれているので頭皮をマッサージして血行を良くすればそれで十分です」
と、簡単に抜粋しましたが、全て正しい訳ではありません。日比野 先生の3ヵ条に共通している事は、洗いすぎ(脱脂)は良くないと言うことです。
でも頭皮の清潔や血行促進のためにもシャンプーのマッサージ効果が有効であることは間違いないのです。
つまり安全性の高いシャンプー剤で毎日シャンプーを行う事が頭皮の健康を保つためのマッサージ効果や清潔を保つためには良いと言う事なのです。
今までも皮膚科診療でよい効果が現れず、当店を訪れる、女性の薄毛や脱毛症の方々に何時もドクターにはシャンプーのやり方やシャンプー剤の事、または生活習慣について尋ねられましたか?と聞くと、ほとんどの方が「それらの事は聞かれず薬を処方されました」と答えられます。
しかし、そのほとんどの方がシャンプーの方法やシャンプー剤を変えるだけでよくなるケースが多いのですよ。現実にクレールでもシャンプー剤の危険性をお話した時に納得されず不信感を感じられた時には「1~2週間はシャンプー剤を使わずにお湯だけで洗うと毎日お使いのシャンプー剤の危険性がお分かりになりますよ」と説明した事が何度もあります。
今回の記事のやり取りでは、全てが正解とは言えないまでも、やっとまともなカウンセリングをされるドクターが現れて下さった事を大変嬉しく思います。
また、女性の頭皮の健康状態は日々進化?(便利で危険な物)するヘアケア商品やパーマ剤・カラー剤の脅威にさらされているので、それらの対応のためにも日々の研究開発が欠かせない物になりました。そのため、さらに危険度の高まる美容施術やヘアケア商品に女性の頭皮・頭髪の健康を守るためにも、さらに安全な商品開発を進めて行きたいと思います。
次回は最近流行のヘアエステの危険性ついてでも書いてみようかな?