昨日ご来店頂いたお客様から「髪が元気になった」と喜びの声を聞かせていただきました
この方は3ヶ月前に初めてご来店いただいたのですが、その時はカラー剤にかぶれて脱毛も多くカツラを買おうかと考えていたようです
それでも、ご親戚の方の結婚式に出席したいと思い、ヘアカラーをしたいとご来店されました
そこで、ヘアカラーの注意点をしっかりとご説明させて頂きパッチテストをさせて頂きました
本来ならヘアカラー剤にかぶれたら抗原抗体反応を起こすため全面的にお断りするのですが、その方の頭皮の状態からすると単にヘアカラー剤だけでかぶれた感じではなかったのでパッチテストをしてみたのです
さらにはヘアカラー剤のかぶれ(接触皮膚炎)になるのに問題なのはシャンプー剤の界面活性剤の種類(硫酸系)の残留性により複合的な化学反応を起こしやすい事があります
いわゆる硫酸系(〇〇〇硫酸とか表示されているものです)の石油からの合成界面活性剤はたんぱく質変性も強く(刺激性が強い)残留性が強いので常に頭皮や皮脂が溶解されている事で頭皮のバリアゾーンを破壊し、カラー剤の径皮からの浸透もしやすくなります
そのために、接触型の皮膚炎を起こしてしまう事が多々あります
それを調べるためにもパッチテストと次回ご来店時までの日数分(1週間分)のシャンプー剤をお渡しして「次回のご来店までに、このシャンプー剤で優しくなで洗いをして下さい」と言いました
結果はパッチテストにも反応無く、頭皮の健康状態も改善したので無事カラーリングをさせて頂き、結婚式にご出席されたようです
それから3ヶ月たって昨日にご来店いただいたのですが「あれから頭皮の痒みも無く、綺麗に髪のボリュームも出て抜け毛もすっかりなく驚きました」と喜んでおられました
その方は「シャンプーを替えただけなのに、こんなに髪が増えてびっくりした」と言っておられましたが、その逆に私からは「シャンプーを替えたからですよ」と詳しくご説明すると「凄く納得」と言って喜んで帰られました
もうカツラは買いたいと思わないそうです
もちろん個人差はあるものの、女性の髪の脱毛症のほとんどが毎日使うヘアケア商品にあるのです
それを替えることで、本来は自然に生えるべき髪が正しく活性するだけの事なのですが、残念ながら中々それには気が付かずにシャンプー剤などを替えずに、女性用の育毛剤へと頼ってしまう事が多いようです
育毛剤の副作用によりリバウンドが起きたときには本当に修復は難しいものなのです
もしも女性の薄毛や抜け毛で悩んでいる方がおられたら、育毛剤を使う前に今一度ご自分の使っているヘアケア商品や生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか
今日はP&〇社のHPを見てどこか矛盾を感じました。
そのHPにはシリコンの真実と題されてシリコンの安全性をしっかりと説明していますが、その一方で「日本発上陸」パンテー〇からノンシリコンシャンプー新登場としています。
シリコンについては「当社の商品には厳選されたシリコンを配合しているため髪にも頭皮にも安全です」と説明しています。
それ程良い物だと言うのなら、いまさらノンシリコンシャンプーを発売する意味はありませんよね。
いつも思うけど大手メーカーさんはユーザー層を拡大するため、その場しのぎの説明をするけど、そのためにユーザーさんは混乱している事を分かっているのだろうか・・・・
明日、発売されるシャンプーについても革命として「シャワーの水が原因で髪が傷む」として売り出そうとしているようですが、それなら水道水の銅イオンを排除するように水道局に働きかける方が社会貢献になるのではないだろうか?
なぜなら、水道水の銅イオンがタンパク質の流出をする事で髪が傷むというのなら、洗顔も身体も水道水を使うので、髪より弱いお肌なんかは酷い事になると思うのです(これからは、怖くて湯船に漬かれないね(笑)
そんな危険なものならば「当社が解明した」と多くのユーザーさんのためにも訴えかけるほどの行動を起してほしいですね(大手メーカーさんなら可能かな・・・・?)
でも、長年お風呂のシャワー(ヘッドも)には特別な装置をつけていないけど綺麗な髪やお肌の人はたくさんいますよ(特に日本の水道水はその点では安全なはずです)
新製品が出るたびに、新たらしいコンセプト考える必要性はわかるけど、同一メーカーは同じ方向で開発して欲しいものです。
そんな意味では、同じメーカー(同じHP)でシリコンの良さを伝えながらも「ノンシリコンもあるよ」では矛盾を感じてしまう、そう思うのは私だけでしょうか・・・・