cry&smile

海外ドラマの感想、子育て、結婚時代のいろいろなど、ありふれていると思ってるのは自分だけらしく、怒涛の日常を綴っています。

ニュートロンクリーム 動画

2013-09-04 20:36:46 | 映画
ペグ兄貴の仕掛けたニュートロンクリームの動画がタンブラーにあがっていました。
これって、STIDを買ったらついてくる特典映像なので、載せるのどうなんだろう、って思ったんですが、30分あるうちの一箇所なので、いいかなあと思って。まずかったら消します。でも、字幕付きじゃないから、日本人は絶対この特典映像ついてくるって思ったら買うよね、って思うので、載せておきます。






仕掛けているのを知っているペグ兄とクリス、ザッカリー、そしてJJの楽しそうなこと。

スールー役のジョン・チョウと医者役のカール・アーバンを騙しているときに耐え切れずに裏の方で笑っているJJとクリス。笑いすぎて涙出してるよ。かわいい。クリス。
カールのあの、信じられないよお何やってんだよーくっそ騙されたああ、って感じの表情。

で、あの、グレアム・ノートンショーで話していた、ベネディクトが騙されてるとこ。
結局、嘘の書類にもサインしちゃったベネディクトにJJが、じゃあ素敵な声のベネディクトに読んでもらおう。って、
本当にいい声で声高らかに書類を読むベネ。
neutron cream dose not exit …?てなるベネ。
WHAT?ってやっと騙されていることに気づき、恥ずかしくて壁ドンするベネ
このあとみんな数分笑い続けてたって。もう。
それまで本当に信じてたんだもんね。どんだけ純真無垢なのよ。もう。かわいすぎる。

みなさんの騙され具合、効果のないクリームをドットにつけている役者さんの勇姿をどうぞ目にやきつけてね。

ペグ兄貴、ありがとー。最高っす。



ホーキング見ました(ディスカバリーチャンネル)

2013-09-04 12:31:27 | ベネディクト カンバーバッチ
スティーブンホーキング博士を演じ、賞を頂いたTVドラマです。

前回放送の大みそかの時はまだスカパーに加入していなかったので、このドラマはおろか、ベネディクトがナレーションをしているホーキングの宇宙番組もまだ見れていなかったのです。

というわけで、ほんとうに待っていたこのドラマ。
時間が18:00-20:00だったので、前半は家事をしながら、後半は家事はそっちのけで見ました。

こりゃあ、賞とりますわ。圧倒的な演技力。
ベネディクト、恐ろしい子。

本当は音声吹替えじゃなくて字幕で見たかったのだけど、まあ、そういうわけにもいかず…。
主/副に切り替えると、何言ってんだかわかんなくなり、結局日本語で見ました。

宇宙科学の話なので専門用語も沢山出てましたが、当方、思いっきり文系なくせに、この宇宙科学の話は好物なので、もう、それだけでワクワクしている阿呆でした。
難しいことは分からないけど、その宇宙という未知の世界への畏敬の念と、だれよりも真実に近づきたいって思う好奇心とか欲とかが、宇宙科学者たちを突き動かしているのですね。素人の私でさえそうだもの。知ることが出来たらどんなに楽しいかって思う。

このドラマを見て思ったのですが、
やはりこの世は入れ子構造だなあということ。
こんなに壮大な宇宙。そしてちっぽけな人間。
でも両方ともほぼ何も解明されていない。
ホーキング博士は、宇宙の成り立ちを追いかけ、不治の病に立ち向かってる。
なんというかうまく言えないんですけど、大きいところで起こっていることは小さいところでも起こっていて、
彼は大きい方も小さい方も同じように追っかけている感じがしたんですよね。
うまく伝えられないんですが。

そんなところもベネディクトはさすがの演技力で伝えてくれた気がして、
見た後に心がざわざわしたんですよね。
言葉にするまでに時間がかかりました。

ALSを発病し(運動ニューロン病って言う方が正しいのかな。)脳だけは正常って状態がどれだけ苦しいだろうって思います。
体全体の筋肉が委縮して動かなくなって、息が出来なくて死んでしまうって、
それがいつやってくるかもわからない。
風呂場で水に潜って時間を測る、自分が死ぬ時のことを考える、それってどういう気持ちだっただろうか。
そんな激しい不安と闘いながら、
今自分ができること、したいことに邁進する若きホーキングがすごく魅力的でした。
自分が追い求める宇宙科学の分野を極めたい、恋して結婚したい、って不安に引っ張られることなく生きている姿が、稀有の天才だからできたことじゃなくて、凡人の私たちにもできるはずよ、って思いも湧いてきました。

著名な教授の間違いを大勢の前で指摘するあの勇気はどうだろうって思いましたけど、
ケンブリッジに戻る電車の中の雑談から閃いて、ペンローズ教授を呼びとめて一生懸命説明するところ、あの満面の笑み、なんというか、月並みですが、良かったねー。やったー。ここからだー。って一緒に嬉しくなっていました。

奇跡的に病気の進行が弱まり(ていうか止まっちゃったんじゃないのかな)現在でもご健在でいらっしゃるのが、この番組をみると余計にうれしくなりますね。
学者さんは定年で研究をやめて大学を去ると、余生を楽しむ間もなく亡くなっちゃうって、元学校の先生との懇談会で最近聴いた話しなんですが、それほど過酷で、生きる糧なんだなあと思うと、本当に精力的に生きている姿がすばらしいと思います。

えっとここまではホーキング氏についての話。
ここからは、演じるベネディクトについて。

2005年ってことは、ベネディクトが本格的に活動をはじめてまだほんの数年ってことですよね。
若いー、かわいいーと思って見ていたんですが、やはりカメレオン役者。だんだんホーキング氏に見えていくところがおそろしい。やはり舞台で鍛えただけあって、体の使い方がすごいじゃないですか。
健常者が(あえて使います。不快に思われたらゴメンネ)障がいをもつ人の演技をするってかなり大変なことだと思うんですよね。演出もあるでしょうが、普通にできることができない、出来なくなっていくってもどかしさとかがすごく感じられて引き込まれた。
風呂から潜水して上がる時のすごい顔とか、ジェーンにキスするその強引とも偶然ともとれる所作とか、
結婚を申し込むときのさりげなさとか言葉遊びとか、いろいろツボるところがたくさんあるのですが、
またじっくり見て堪能したい。

UKで廃番になっていたこのDVDがまた再販になるというニュースも一週間ほど前?からタイムラインを駆け巡ってましたし、ベネディクト主演ではないですが、映画になるっていう情報も出てますよね。

そういう意味ではタイムリーな放送だったのかなあとも思います。いちおう、宇宙番組のくくりとしてプログラムされていたのですが。