ゴッホ 真実の手紙 と ひまわりについて。
9月9日放送分が放送休止だってことで、もう放送ないのかと思っていました。
9月16日に無事放送ありました。
9月9日のたしか一週間前なので、9月2日に同じBS朝日で、ゴッホの「ひまわり」についての番組があり、見ていました。
内容をきっちり記録していないので、記憶を頼りに書きます。間違ったところがあったらごめんなさい。分かり次第訂正していきます。
あの、ひまわりの黄色、あの当時の新色だったのですね。
流行りの色、とでもいうのでしょうか。こぞって使われた、とのことでした。
光にこだわるゴッホなら、もう、飛びついただろうなあと思われます。
最初はパリに住んでいるときに傍らに咲くひまわりを書いたのがきっかけ。そのひまわりはあの黄色いひまわりではなく、薄暗い倒れかけのものなのですが、それがきっかけでゴーギャンと知り合った、ということでした。ゴーギャンはパリ生まれなんだけどペルーに住んでいたことがあり、ひまわりは懐かしい花だったとのこと。
黄色絵の具の原料になる鉱物の発見から、あの鮮やかな黄色の絵の具たちが生まれ、ゴッホも次第に明るい色彩の絵を描くようになり、よく使うようになった、とのことでした。そして、黄色を使った印象的な作品として、「夜のカフェテラス」も挙げられていました。よく行くカフェテラスで、同じ場所に座り、絵を描いていたそうですが、夜の絵を描く画家はまだ少なく、店の灯、内装の鮮烈な黄色、星の黄色が映えてとてもきれいな絵ですよね。
(ローヌ川の星月夜。これも美しいですよね。)
ひまわりの絵はゴーギャンが褒めてくれた作品でもあり、ひまわりを足したり背景を変えたり、ひまわりの花弁の色を変えたりしながら何枚も書いているんですね。
どの作品も違う印象で、繊細なゴッホの感性がにじみ出ているなあと思いました。
そして、お互い強烈な個性のゴッホとゴーギャンは共同生活の末、耳切り落とし事件で決定的に決裂してしまうのですが、後にゴーギャンがタヒチに渡り創作活動をする中で、ひまわりの絵を残しているのです。西洋文明に失望したゴーギャンが幼少期のことを思ってのことかと考えたりもしましたが、構図がゴッホの絵によく似ているので、やはり、ゴッホの事思って描いたのかなあ。と思いましたね。TVのナレーションもゴッホとのつながりを全面に押し出していました。そのまま全くの決別ではなく、ゴーギャンもゴッホについていろいろ思いを巡らしていたんだなあと。
ベネディクトが演じる「ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ」の感想は以前にも書いた通りなんですが、今回はなるべく英語で見てみました。
吹替えでは分からなかった、言葉の抑揚とかがすごくて、あー早くこっちで見ておけばよかった!!と思うくらい素晴らしかったです。
でも、英語難民だから、分かんないんだもんね。しょうがないわ。
もう、とにかく、あの眼のうるうる具合とか、自分の精神不安におびえるさまとか、
もう勘弁してくれーってくらいつらかったー。
STIDの時、スイッチがあるのかと思うほど、すぐ怒り、冷静になり、笑い、涙を流せる俳優、って言われていましたけど、いやあ、あの撮影でもスイッチで泣いていたとか、考えられないね。というか、そう考えたくはないね。って思うくらい、私はどっぷりとヴィンセント、テオドール兄弟に浸っていました。
なんであんなに不器用な生き方しかできなかったんだろう。でもだからこそたくさんの作品が生み出されたんだし、テオは兄を信じて支援し続けたんだよね。お互いに生きる支えだったんだよね。半年後にテオが亡くなっちゃうのもなんだかなあ。切ないなあ。
で、面白かったのが、放送後のツイッターのタイムラインが、ヴィンセント・テオと、ゴッホ・ゴーギャンのBLタイムラインになってたの!!
ゴッホがゴーギャンのベットの周りをうろうろしてたとか、妄想膨らむ話だよねー。
って確かにゴッホはゴーギャン好きだったと思うけど、どうだったんだろーねー。
何度でもじっくり見直したくなるドキュメンタリー番組の一つです。
うるうるべねさんも、ね。
9月9日放送分が放送休止だってことで、もう放送ないのかと思っていました。
9月16日に無事放送ありました。
9月9日のたしか一週間前なので、9月2日に同じBS朝日で、ゴッホの「ひまわり」についての番組があり、見ていました。
内容をきっちり記録していないので、記憶を頼りに書きます。間違ったところがあったらごめんなさい。分かり次第訂正していきます。
あの、ひまわりの黄色、あの当時の新色だったのですね。
流行りの色、とでもいうのでしょうか。こぞって使われた、とのことでした。
光にこだわるゴッホなら、もう、飛びついただろうなあと思われます。
最初はパリに住んでいるときに傍らに咲くひまわりを書いたのがきっかけ。そのひまわりはあの黄色いひまわりではなく、薄暗い倒れかけのものなのですが、それがきっかけでゴーギャンと知り合った、ということでした。ゴーギャンはパリ生まれなんだけどペルーに住んでいたことがあり、ひまわりは懐かしい花だったとのこと。
黄色絵の具の原料になる鉱物の発見から、あの鮮やかな黄色の絵の具たちが生まれ、ゴッホも次第に明るい色彩の絵を描くようになり、よく使うようになった、とのことでした。そして、黄色を使った印象的な作品として、「夜のカフェテラス」も挙げられていました。よく行くカフェテラスで、同じ場所に座り、絵を描いていたそうですが、夜の絵を描く画家はまだ少なく、店の灯、内装の鮮烈な黄色、星の黄色が映えてとてもきれいな絵ですよね。
(ローヌ川の星月夜。これも美しいですよね。)
ひまわりの絵はゴーギャンが褒めてくれた作品でもあり、ひまわりを足したり背景を変えたり、ひまわりの花弁の色を変えたりしながら何枚も書いているんですね。
どの作品も違う印象で、繊細なゴッホの感性がにじみ出ているなあと思いました。
そして、お互い強烈な個性のゴッホとゴーギャンは共同生活の末、耳切り落とし事件で決定的に決裂してしまうのですが、後にゴーギャンがタヒチに渡り創作活動をする中で、ひまわりの絵を残しているのです。西洋文明に失望したゴーギャンが幼少期のことを思ってのことかと考えたりもしましたが、構図がゴッホの絵によく似ているので、やはり、ゴッホの事思って描いたのかなあ。と思いましたね。TVのナレーションもゴッホとのつながりを全面に押し出していました。そのまま全くの決別ではなく、ゴーギャンもゴッホについていろいろ思いを巡らしていたんだなあと。
ベネディクトが演じる「ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ」の感想は以前にも書いた通りなんですが、今回はなるべく英語で見てみました。
吹替えでは分からなかった、言葉の抑揚とかがすごくて、あー早くこっちで見ておけばよかった!!と思うくらい素晴らしかったです。
でも、英語難民だから、分かんないんだもんね。しょうがないわ。
もう、とにかく、あの眼のうるうる具合とか、自分の精神不安におびえるさまとか、
もう勘弁してくれーってくらいつらかったー。
STIDの時、スイッチがあるのかと思うほど、すぐ怒り、冷静になり、笑い、涙を流せる俳優、って言われていましたけど、いやあ、あの撮影でもスイッチで泣いていたとか、考えられないね。というか、そう考えたくはないね。って思うくらい、私はどっぷりとヴィンセント、テオドール兄弟に浸っていました。
なんであんなに不器用な生き方しかできなかったんだろう。でもだからこそたくさんの作品が生み出されたんだし、テオは兄を信じて支援し続けたんだよね。お互いに生きる支えだったんだよね。半年後にテオが亡くなっちゃうのもなんだかなあ。切ないなあ。
で、面白かったのが、放送後のツイッターのタイムラインが、ヴィンセント・テオと、ゴッホ・ゴーギャンのBLタイムラインになってたの!!
ゴッホがゴーギャンのベットの周りをうろうろしてたとか、妄想膨らむ話だよねー。
って確かにゴッホはゴーギャン好きだったと思うけど、どうだったんだろーねー。
何度でもじっくり見直したくなるドキュメンタリー番組の一つです。
うるうるべねさんも、ね。