10月15~16日なくせじん肺全国キャラバン東京終結行動が行われ、全国各地から代表300名以上が参加しました。長崎からは、西日本石炭じん肺長崎請求団、トンネルじん肺根絶長崎原告団、建交労九州支部長崎分会の各班代表など総勢22名の組合員が参加しました。トンネル原告団は、前日の14日に開催された根絶闘争本部総会にも出席しました。
15日12時に厚生労働省前に集合した一行は、街頭からじん肺被害の救済と根絶のための施策を厚労省が行うよう求めました。さらに、全国でじん肺裁判を闘っている原告団の代表や各地でキャラバン要請行動などを行ってきた担当者もマイクを握りました。
午後2時からは衆議院第一議員会館で、キャラバン院内集会・終結集報告集会が行われました。集会には国会議員のみなさんも参加されましたが、ほとんどが秘書の方が代理参加でした。国会議員は、日本共産党の穀田恵二衆議院議員、畑野君江衆議院議員が激励と連帯のあいさつをされました。
16日の朝は、最高裁判所要請行動と三井金属本社要請行動とに分かれて行動しました。西日本関係者は最高裁から日鉄鉱業本社要請行動、トンネル原告と分会関係者は、品川区大崎にある三井金属に参加しました。最高裁前では、山口等長崎請求団長がマイクを握りました。
最後は、全員が日比谷公園入口に集合し国会周辺をデモ行進しました。そして、じん肺根絶署名を議員面会所で待ち受けていた日本共産党と社会民主党の国会議員のみなさんに手渡し、エール交換を行いました。