全国トンネルじん肺根絶長崎原告団(平野明光団長)は5月21日午後、長崎県(中村法道知事)に対し「じん肺根絶に関わる要請」を行いました。平野団長、第4陣東京地裁原告の松田哲朗代表ら4人が参加しました。県側は池内潔治産業労働部雇用労政課長らが対応しました。
池内課長は「県は国と同じ発注責任があるので、国にいろいろという立場にない。長崎労働局に要請内容を伝えると」述べるにとどまりました。原告団からは「とトンネルの労働実態は、8時間で働いているところはどこもない」「設計単価からすればはるかに安い賃金で下請け労働者は働いている。県はもっと実態調査をするべきだ」と要求しました。県側は「民間同士の契約に介入できない」と回答しました。現場の実態を発注元である県に、今後も繰り返し要請する必要性を痛感しました。
池内課長に要請書を渡す平野団長
池内課長は「県は国と同じ発注責任があるので、国にいろいろという立場にない。長崎労働局に要請内容を伝えると」述べるにとどまりました。原告団からは「とトンネルの労働実態は、8時間で働いているところはどこもない」「設計単価からすればはるかに安い賃金で下請け労働者は働いている。県はもっと実態調査をするべきだ」と要求しました。県側は「民間同士の契約に介入できない」と回答しました。現場の実態を発注元である県に、今後も繰り返し要請する必要性を痛感しました。
池内課長に要請書を渡す平野団長