茶陶遊人の部屋

日々の日記と、お茶と地元の歴史等を発信していきます。最近はk-popにはまっている韓国好遊人です。

潜伏キリシタン悲劇の地が「世界文化遺産登録」に決まる!!

2018年05月04日 | Weblog
天草の﨑津集落と﨑津天主堂 世界遺産登録候補決定! Sakitsu village and Sakitsu Church of amakusa

日本歴史でキリスト教弾圧の中、信仰を継続した
潜伏キリシタン、その歴史を示す長崎、熊本両県の12遺産が
ユネスコの世界文化遺産に登録される見通しになりました。
16世紀、宣教師の来日と共に急速に広がったキリシタンの
勢いは当時の権力者に警戒を呼び、17世紀の始め江戸幕府は
禁止令を出し、弾圧しました。
島原、天草の乱は有名ですね。また茶道では利休七哲の一人
高山右近もキリシタン大名として生涯を捧げ、茶室は
祈りの為の部屋であり、信仰そのものでしたが、禁止令に
より、国外追放されマニラで生涯を終えました。
このような厳しい弾圧にもめけず、信仰をつづけてきた地が
今、世界文化遺産に登録されるということは嬉しいことです。
〇 参考ですが、「潜伏」と「隠れ」との違いは?
  「潜伏キリシタン」=江戸時代に隠れ信仰していた人々
            で学術的な単名
  「隠れキリシタン」=明治以降キリスト教の禁教が解かれ
            ても、独自の信仰様式を継承した人々。
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