海ゆかば
今日、8月15日は、我がヤンGには忘れられない日であります。
73年前の夏の暑い日の出来事は、あの玉音放送から始まりました。
当時、中学1年生のヤンGは、まさか日本帝国が敗れるとは思いませんが、
ラジオから「海行かば」の曲が流れる度に日本軍の玉砕報道が多くなり、
いよいよ、本土決戦近しの決意をしてました。この曲は忘れられません。
「海行かば 水漬(みず)く屍(かばね)
山行かば 草生(くさむ)す屍(かばね)
大君(おおきみ)の 辺(へ)にこそ死なめ かえりみはせじ
「海を行くならば水に漬く屍 山を行くならば草の生える屍となっても大君の
御傍で死のう他のことは考えない。」という意味の歌で奈良時代の歌人大友家持の
万葉集に載せた長歌の一部で、三十六歌仙の一人で、武人のひとりでした。
平成の世の最後の8・15であり、畏れ多くもヤンGと同年齢の天皇陛下の平和を
切に願うお気持ちを次世代にどのようにつないでいくか、国民にとっても忘れられ
ない宿題でありますね。今日は戦争に散った英霊に敬礼し、世界平和を祈願します。