茶陶遊人の部屋

日々の日記と、お茶と地元の歴史等を発信していきます。最近はk-popにはまっている韓国好遊人です。

「中秋の名月」 美しき満月のスライドショー❣!素晴らしい日本人の感性!

2021年09月20日 | Weblog
「中秋の名月」だけじゃない 美しき満月のスライドショー

9月21日が満月となり、「十五夜」のお月見となります。古く唐の時代、野菜や果物を供えて月を拝み、鑑賞しましたが、平安時代頃に、日本に伝わり、貴族階級の間で「十五夜」を鑑賞していましたが、やがて庶民にも伝わり、豊作を願う行事となりました。百人一首にも月を詠んだ歌がありますが、日本人の感性がよく伝わります。
〇=今こむといひしばかりに長月の有明の月を待ち出てつるかな。 素性法師
   すぐに来るよと貴女が言ってよこしたからそれをあてにして毎夜待っているうちに秋に  なってしまい、9月下旬の有明の月が出る頃になってしまいました。待ち人来たらず、残念。
〇=嘆けとて月やはものを思はするかこち顔なるわが涙かな。 西行法師
   嘆けといって月が私に物思いをさせるのでしょうか、いやそうではありません。それなのに  月のせいにして、恨めしくも零れ落ちる我が涙です。
 〇=秋風のたなびく雲の絶え間より漏れ出る月の影のさやかさ。 左京太夫顕輔
    秋月にたなびいてる雲の切れ間から漏れ出る月の光はなんと澄み切った明るさでしょう。   などなど古人は詠んでおりますが、とても感性のある素晴らしい歌ですね。でも我ら凡人には月をみても何も感じられません月よりも団子ですね。(笑)
 
コメント
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