[京都二十四節気] 啓蟄
日本には四季があり、四季を更に六つに分けたものが「二十四節気」です。先人たちは二十四の季節を味わい楽しむことで豊かな暮らしを営んできました。その一つ「啓蟄(けいちつ)」が今日から動き出します。「啓」は開くという意味を持ち「蟄」は虫🐛などが土中に隠れて閉じこもる状態を示します。つまり「啓蟄」は冬籠りの🐛が這い出すということになります。桃の花が咲き始め、「桃の節句」などの行事もあり春を迎えることになりますが、花粉症も始まります。「啓蟄」は自律神経が乱れやすく、情緒不安定から気分もふさぎがちになる時期でもあり、朝の太陽を見ながらの深呼吸がとても効果的です。また、ストレスも溜まりやすい時期ですので、食べ物などで体を芯から温めて、精神的にゆとりある生活時間を取ることも大切です。しっかり体を整え、良い食事をとれば心身共に「啓蟄」の時期を健やかに過ごすことができるはずです。さぁ~健康第一の春をスタートしましょう