人に媚びず、富貴を望まず。名軍師 黒田官兵衛の名言集
この春社会人となる時期を迎えています。そんな社会に出て最初に覚えたことは仕事とやりかたと「長いものには巻かれろ」という処世術。あっちこっちでで頭をぶっつけて次第に角も取れて丸になる気がつけばいつしか世渡り上手と言われるようになってしまいました。しかしこれでいいのでしょうか?「社会人になるとは人間としてズルくなるということか」と変な気持ちに悩むこともあるようです。せめてあの戦国時代の名将黒田官兵衛の真逆のような生き方「人に媚びて富貴を欲する」ような生き方だけはしたくないと思うのですが・・・黒田官兵衛は武将としても有名ですが和歌や茶の湯にも通じる文化人でもありました。当初は「茶の湯は武士には不似合いの遊びである」として取り合えませんでしたが、秀吉から誰にも怪しまれず軍事の相談ができると教えられ、それから茶の湯に邁進したそうです。これなどいかにも官兵衛らしいこと、やはり「長いものには巻かれろ」は時代に関係なく人生の貴重なる教えには違いありませんね。