茶陶遊人の部屋

日々の日記と、お茶と地元の歴史等を発信していきます。最近はk-popにはまっている韓国好遊人です。

岡倉覚三(天心)『茶の本』に学ぶ、喫茶のハウツーと哲学、中国古典「茶径」も参考にして・・・

2024年02月08日 | Weblog

岡倉覚三(天心)『茶の本』抄 茶は薬用として始まり…不完全なものを崇拝する【字幕あり】〈名文一席 #文英亭〉

今日は「古典の会」の日でした。今、岡倉天心の「茶の本」を勉強しています。英文で書いた茶道の聖典です。今日はその中で中国の茶の歴史を書いた中で中国詩人陸羽という人が書いた「茶経」お茶によるおもてなしという行為に秩序をつくりそれを本にして伝道しました。内容は「茶の木の特性」「喫茶の道具」「製茶の方法」「茶道具のきまり」「茶の入れ方」「お茶の飲み方の美と俗悪」「茶人たちのエピソード」などが記してあり現在と大きく異なる点は、私達になじみの抹茶でも煎茶でもなく、蒸した茶を臼で引いて固めて作られた固形茶「団茶」であること、それに塩を入れて飲んでいたことです。「茶径」にはこのように記してあります。天心もこのことに大変興味深く紹介していました。今日は大変勉強になりました。

 

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