カンパニョロ社製のフリーボディに使用されているベアリングは、水や泥が入りこんだり、また、パーツクリーナーなどの溶剤が入りこむと、ベアリング内が錆びて回転性能が極端に落ちることがあります。
下の写真の右側のベアリングは、先日のフレッシュ(ブルベの一種)に参加された方のもので、24時間の雨天走行後に錆びついて全く動かなくなってしまったものです。
左側は新品のもので、実はカンパのフリーボディ用のベアリングは、内側に防水用のシールが無く、回転は軽くなる反面、防水・防塵性が落ちる点は否めません。
以前は、フリーボディのベアリングがダメになると、カンパの純正品としてはフリーボディごと交換せざるを得なかったのですが、2年ぐらい前から、カンパのスペアパーツリストにフリーボディ用のベアリング(FH-BUU044004)が載っていて、取り寄せることが出来るようになりました。(但し、2ペアセット)
なお、最近のフリーボディの価格は、アルミ製で特別な表面加工(プラズマ電解酸化処理)がなされていることもあり、かなり高額となってしまったので、ベアリング交換できるようになったのは朗報です。ただ、また、ブルベの雨天走行の度に錆びついてしまっては困りもの。。
そこで、純正品のままの状態(左側)では不安なので、次善策としてシリコーングリスで蓋をしておきましたが、これでダメなら、両側シール付きで防水・防塵性に優れた他社製ベアリングを試すほか無さそうです。
なお、ベアリングの着脱には専用の工具が必要で、カンパからは純正工具が用意されておらず、当店では、エンデューロ社製の工具(プーラー、圧入工具)が使えたので、カンパ&フルクラムのフリーボディの調子の悪い方は、お気軽にご相談ください。
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