100回記念のツール・ド・フランス開催まであと1週間余りとなって、各チームの出場メンバーもちらほら発表され始めました。
総合争いよりもステージ優勝やポイント賞争いに重点を置いているチームが多くなっている気がしますが、その分例年以上に全ステージが緊迫したものになりそうな予感がします!
さて、公式プログラムをじっくり読むにつれ興奮度も上がってきましたが、今回はコースからみた見どころを簡単にご案内します!
まずは、100回目にして初めてコルシカ島がコースに組み込まれ、その地形の険しさにより初日の第1ステージからワンデーレースさながらの緊迫した戦いが3日間繰り広げられそうです。その後は本土に渡り、コート・ダジュールの中心地「ニース」の紺碧な海岸線でチームタイムトライアルが行われます。
今回のツールはフランスの観光案内を兼ねたように風光明媚なところを廻りますが、翌第5ステージからはプロヴァンスのヒマワリ畑を廻るツールらしい光景の中で、スプリンター系チームによる駆け引きが見どころになりそうです。
次にピレネーの山岳地帯に入りますが、今年はピレネーでは2つしか山岳のステージが用意されていないので、ここで一気に逃げた選手がマイヨジョーヌを手にしそうです。
その後は飛行機でフランス北西部に移動して、第2次世界大戦の激戦地となった地域や「モン・サン・ミッシェル」のあるブルターニュで2ステージが用意されています。「モン・サン・ミッシェル」をゴールとする個人タイムトライアルも美しい風景が映像から楽しめそうです!
その後は、ロワール地方を横切りながらフランス第2の都市リヨンまで3ステージをこなし、そしていよいよクライマックスのアルプス山岳地帯に臨みます。しかし、その前に、プロヴァンスの自転車の聖地「モン・ヴァントュー」の山頂ゴールが大きな見どころになること間違いなしです!
そしてメインイベントは第18ステージで、「ラルプデュエズ」を2回登るという前代未聞の過酷な山岳ステージが用意されていて、この日は絶対に見逃せません。翌日も「ラ・マーモット」のコースとなっている超級の「グランドン峠」越えがあり、その後、フランスで私が一番美しいと思っている「マドレーヌ峠」を越えます。
アルプス山岳ステージ最終日は、美しいアヌシー湖畔から山頂の「Cret du Chatillon」まで、最後の最後の過酷なふるい落としレースとなりそうです。ちなみに、ここは私がフランスで初めて登った峠という思い出の場所なのです!!
最終日は、フランス革命勃発の逆コースとも言うべき「ヴェルサイユ」から「パリ」への凱旋レース。今回は凱旋門の周りのロータリーを折り返しにするという革命記念日パレード並みの特別なはからいでツールの幕は閉じます。
以上、コース的にはかなり楽しめる記念大会となっており、是非、公式プログラムを手にツール・ド・フランスを堪能しましょう!(公式プログラムは当店で会員価格にて販売中です。)
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