CS-HG710-12 11-36Tの歯数構成は11-12-13-14-15-17-19-21-24-28-32-36Tなので、インナー36Tに関してはインナー-ローのギア比が「1」になります。11速のCAAD12の時と同じです。アウター-トップがコンパクトの50T「4.55」からミッドコンパクト52Tでは「4.73」になります。
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私が普段のライドでよく使うギアはリア19Tと17Tでしたが、第4世代のSupersix EVOにエアロフレアハンドル取り付けてからは、15Tや14Tというギアも使えるようになっています。コンパクトのアウター50Tの場合、リアが19Tでギア比は「2.63」、17Tでは「2.97」ですから、ミッドコンパクトのアウター52Tならリアを21Tにすればギア比は「2.48」、19Tなら「2.74」ですから、数値的には逆に軽くなる計算になるのです。
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エアロ効果の分も考慮すれば、おそらくこれまで通り19Tと17Tも使えそうなのです。丁度内側にも外側にも5枚分のギアがある状態なので、チェーンフリクションも悪くならないと思います。加えて、第4世代のSupersix EVOにはウィッシュボーンのセラミックBBを使用しているので、クランクの回転もスムーズになっていることを考慮すれば、ミッドコンパクトに交換しても問題はなさそうです。
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その際にクランク長も170㎜から165㎜に変更しようと思っています。CAAD10はフレーム組みだったのでUltegraの165㎜をアセンブルしていたのですが、CAAD12からは完成車のため、クランク長は170㎜になっているのです。
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年々身長が縮んでいる状況で170㎜は長いのではと感じてはいたのですが、近年はプロの世界でもショートクランクが人気のようなので、取り入れない手はないと考えているところです。一般的にクランクが長い方が大きな力を掛け易いのですが、その分ペダリングも重くなることになります。
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ちなみにクランクが2.5mm長くなると3w程出力が上がるといわれています。CAAD12のミッドコンパクトが辛かったのは、クランク長が165㎜から170㎜になったことも影響していたのかもしれないのです。