CYCLINGFAN!!

自転車をこよなく愛し、自分の脚と熱いハートで幾つになっても、可能な限り、どこまでも走り続けます~♪

黒いダイヤモンド(2)

2024-12-29 14:02:51 | その他
 ドラマは端島の隆盛と衰退を見事に描いてくれていました。個人的には主人公達と年齢が近いということもありますが、子供のころ北海道の炭鉱町で育ったこともあり、懐かしさすら感じたのです。特に島にTVが次々に設置されていく様は、私の子供のころの記憶に重なりました。白黒のブラウン管TVが我が家にやって来た日は今でも鮮明に覚えています。

 且つては倉本総の『昨日悲別で』というドラマもありましたが、衰退期に入った炭鉱町が舞台でした。一方、このドラマの前半は日本の炭鉱町の隆盛期が生き生きとカラフルに描かれていたのです。

  最盛期には東京ドーム1.4個分の土地に5000人以上が暮らし、人口密度は日本一。「一島一家」と言われた端島は、まさに島国日本の縮図でした。でも、炭鉱町の隆盛期を知る人はどんどん減っています。来年古希を迎える私が知る炭鉱町も既に衰退期でした。閉山後の炭鉱町の姿の寂れた姿も見てきました。

 農村に生まれ、小学校に入ると同時に炭鉱町へ。当時の炭鉱町の小学校は1学年が10学級以上もあったのです。それが、6年生になった年に転向した炭鉱町では1学年1学級、妹がいた4つ下の学年は複式学級(複数学年が1クラス)だったのです。既に炭鉱が閉山していた町だったからです。中学3年になる年にその中学は閉校となってしまいました。

 「閉山の、寂しさに耐え、野菊咲く」

 その頃の想いを込めた私の句です。
 



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ロードバイクのハンドル周りを考える(3)

2024-12-29 08:11:03 | ロードバイク

 エアロロードの特徴はヘッドチューブ周りに現れることが多いようです。ヘッドチューブが薄く横から見ると幅広になるケースが多いのです。これはハンドルを加えてのCAD値を低減するのが目的ですが、ヘッドチューブの形状が特殊になるため、特にハンドル周りには注意が必要です。エアロロードはケーブル内装のステム一体型の専用ハンドルが多く、ステム長やハンドル幅の組み合わせが限られる傾向にあるからです。

 CANYONのAERO CFRは2種類のハンドルが用意されています。ひとつはオリジナルの可変ハンドルCP0018です。ハンドルの幅が替えられる優れものです。もうひとつが、新たに加わったフレア形状のドロップ(Pace Arero Drops=ペースエアロドロップ)ハンドルです。このエアロドロップは、ブラケットの部分で350㎜のハンドル幅、18度のフレア角が与えられているのです(クラシックのブラケット部はXXS~Sで370㎜、Mサイズ以上390㎜の幅。フレア角は4度)。ただ、このハンドルは相当に扱いづらいのか、ファンデルプールもクラシックタイプを使っているようです。今回発表されたコルナゴのY1RsのハンドルバーはY字の特殊な形状をしているため、自分にあったサイズを選ぶこと自体が難しいのでは感じています。
 



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