-生きたくても許されなかった青春-
日本の夏を語り継ぐ企画
朗読劇『月光の夏』
原作・脚本=毛利 恒之(講談社文庫『月光の夏』より)
演出=鈴木完一郎/原田一樹
2023年8月14~15日
北沢タウンホール
朗読劇『月光の夏』は初演から数えて今年で20周年目の夏となります。
今もそこに戦争はあり、そして時代はそちらへ向かいつつあるのかと思われる不穏な空気を漂わせています。
過去を振り返り同じ過ちを繰り返さないために、ライフワークのように愚直に語り継いできました。
目をつぶってはならない現実がそこにはあります。
観客の皆様の想像力を刺激する朗読劇で、ピアノ演奏と共に言葉を紡ぎます。
今年は我々の本拠地東演パラータでの公演です。
濃密な空間で観客の皆様とどのように20周年目の『月光の夏』が出会うのか。
どうぞ目撃しに来てください。
【ストーリー】
佐賀県鳥栖市 - 。
戦後45年のこの年、鳥栖小学校の古いグランドピアノが廃棄されようとしていた。
かつて教師をしていた吉岡公子は、そのピアノに忘れられない思い出を秘めていた。
そしてピアノを平和の願いの証として保存して欲しいという思いから、全校集会で生徒達にその思い出を語る・・・。
太平洋戦争末期の昭和20年初夏、音楽学校出身の特攻隊員二人が学校に駆けつけ、今生の別れにベートーヴェンのピアノ・ソナタ「月光」を弾き、沖縄の空に出撃していった・・・。
8月14日(日)19:00開演
南保大樹/奥山浩/岸並万里子/小池友里香
ピアニスト仲道祐子
8月15日(月)12:00開演
能登剛/奥山浩/和泉れい子/中花子
ピアニスト根岸弥生
【スタッフ】
原作・脚本=毛利 恒之(講談社文庫『月光の夏』より)
演出=鈴木 完一郎/原田 一樹
照明=鵜飼守
音響=高橋巌
舞台監督=原野寛之
制作=横川功
【劇場】
北沢タウンホール
(下北沢駅下車徒歩3分)
【チケット】
一般/3,000円
U25(25才以下)/1,000円(劇団のみ扱い)
[日時指定・全席自由・税込]
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