自由帳~子供の心で~

南保大樹が日々思ったことや稽古状況など、舞台創りを綴ります。

「廃墟」は次のステージへ

2015年06月03日 | 芝居道

「廃墟」文化座アトリエでの公演が終わりました。

連日満席で沢山の方々が観に来てくださり、誠にありがとうございました。


劇団文化座さんとの合同公演ということで、最初はどのように合体できるかと思っていましたが、

文化座の劇団員の方々のサポートが素晴らしく、至れり尽くせりの日々でした。

連日、手作りまかないが出て、舞台設営、受付、そして見えないところでの様々な支えを感じ、

素晴らしい劇団と一緒に芝居創りができて幸せでした。


稽古日程が限られているなか、俳優陣は己を追い込み、演出家の鵜山さんと一緒にクリエイティブな仕事をする毎日は極上の時間でした。

鵜山さんと芝居を創り、改めて芝居って面白いな~と思ったものです。


「廃墟」という作品はやりがいがあります。

誰が正しくて、何が正しくて、答えなど出せない、様々な思考、行動、感情が飛び交い、

一家族が崩壊するほどに、戦後の人々が咆哮します。

ただ愚かなのは戦争…

ぜひ観ていただきたい作品です。


6月7日は佐賀県にて上演。

6月12日~23日は東演パラータにて上演します。


まだチケットはございますので是非観に来てください!

お待ちしております。


南保大樹