先日、読売新聞社・読売演劇賞作品優秀賞に「廃墟」が選ばれました。
そして「廃墟」の演出の鵜山さんが最優秀演出家賞
小さな劇場で、そして決して派手ではない、骨太な作品が選ばれるのは嬉しいです。
「廃墟」で思うのは、響いたな、と。
三好十郎の言葉が自分自身に響くし、相手役にも響くし、そして観客にも響いた気がする。
戦後2年で書き上げた三好十郎の魂が宿っていたのだろう。
それを鵜山さんが導いてくださった。
芝居の後半、先の戦争に対して各々が語り議論するシーンでは、観客の皆さんののめり込む空気感が今でも忘れられない。
今の現状がそうさせているのかもしれない。
他人事ではない、身近にある出来事のような。
出演者もお互いを刺激し合える良い緊張感を持って日々己の役割を追及していた。
座組みも良かったんだろうな~。
出演者、演出家、スタッフの皆さん、文化座の皆さん、そして観に来てくださいました皆々様、みんさんのおかげです!
本当にありがとうございました。
南保大樹
写真/成毛章浩
そして「廃墟」の演出の鵜山さんが最優秀演出家賞
小さな劇場で、そして決して派手ではない、骨太な作品が選ばれるのは嬉しいです。
「廃墟」で思うのは、響いたな、と。
三好十郎の言葉が自分自身に響くし、相手役にも響くし、そして観客にも響いた気がする。
戦後2年で書き上げた三好十郎の魂が宿っていたのだろう。
それを鵜山さんが導いてくださった。
芝居の後半、先の戦争に対して各々が語り議論するシーンでは、観客の皆さんののめり込む空気感が今でも忘れられない。
今の現状がそうさせているのかもしれない。
他人事ではない、身近にある出来事のような。
出演者もお互いを刺激し合える良い緊張感を持って日々己の役割を追及していた。
座組みも良かったんだろうな~。
出演者、演出家、スタッフの皆さん、文化座の皆さん、そして観に来てくださいました皆々様、みんさんのおかげです!
本当にありがとうございました。
南保大樹
写真/成毛章浩