『商船ティナシティ』
2022年2月16日~27日
作/シャルル・ヴィルドラック
演出/鵜山仁
東演パラータ
パラータの劇場がフランスの港町に変貌します。
演出の鵜山さんとは『廃墟』以来ですが、もう稽古が楽しいです。
新たな自分を発見しています。
この稽古中、自分がどこまで行けるのかとても楽しみです。
どうかそれを目撃しに来てください❗
お待ちしております。
「例えば大きな川が二股に分かれていたとする、あんたはどっちへ流れて行くかね?」
「僕は、こうと決めたら必ずそっちに向かって突き進みますよ、自由のために。で、とっつあんは?」
「わしはワインの小瓶のコルクみたいなものさ、流れに任せてどっちへでもゆったり流れてゆくね⋯
本物の自由ってものは手前の体の中にもってなくちゃならねぇんだよ⋯」
【ストーリー】
1920年代:戦争から解放された青年たちにとって、自分たちの未来を輝かしいものにするには、疲撃したフランスから見ると、未開の地カナダは十分に魅力あふれた夢の新天地だった。
その新天地に向かう二人の若者バスチァンとセガールが、明日の出港に胸を躍らせこの港町に到着したのだがしかし立ち寄った港のレストランで「商船ティナシティ」はボイラーの故障で出港は二週間ほど延びたことを知らされる。
二人はパリには戻らず、このレストランの二階に部屋を取り修理を待つことにした。
いつしか常連の労働者たちとも馴染みとなり、特に古株のイドゥとは人生について語りながら自分たちの夢を膨らませていった。
そして店のウエイトレス・テレーズはそんな二人にとってちょっと気になる存在に⋯⋯。
やがて船の修理も終わり、いよいよ出港する日の朝、船員が9時の乗船を知らせに来た。
レストランの女将さんたちに「さようなら、じゃないよ」「じゃ、また!」
セガールは笑顔で別れを惜しんでいる。
そこに古株イドゥが神妙な顔つきでやって来ると⋯。
【キャスト】
テレーズ……中 花子
コルディエ……古田美奈子
バスチアン……南保大樹
セガール……原野寛之
イドゥ……豊泉由樹緒
イギリスの船員……三代陽輔
労働者……奥山浩・星野真広・小泉隆弘
近所の人……光藤妙子・古山華誉
旅行者……阿部航平
【スタッフ】
作/シャルル・ヴィルドラック
訳/鈴木力衛
演出/鵜山仁
美術/乗峯雅寛
照明/古宮俊昭
音響/藤平美保子
音楽/高崎真介
衣裳/山田靖子
舞台監督/相川聡
制作/横川功
【劇場】
東演パラータ
■下北沢駅 徒歩15分
東京都世田谷区代田1-30-13
【タイムスケジュール】
2022年2月
16日(水) 19:00~
17日(木)14:00~
18日(金) 19:00~
19日(土)14:00~
20日(日)14:00~
21日(月)14:00~
22日(火) 19:00~
23日(水)14:00~
24日(木) 19:00~
25日(金) 19:00~
26日(土)14:00~
27日(日)14:00~
(開場は各40分前)
【チケット】前売り開始2022年1月10日㈪10:00~
一般/4500円
シニア/4000円(65歳以上)
u25/2500円(25歳以下)当日年齢確認
プラスワンチケット/13500円(3名様のグループで+1名様ご招待)
(U25、プラスワンチケットは劇団でのみ発売)
全て税込み
【お申込み】
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