引き続き坪単価について書いてみたいと思います。
坪単価を算出するにあたって本体価格を施工床面積で割ると当然坪単価は安くなります!
施工床面積とは、実際に施工する床面積の合計で、吹き抜けやベランダなど建築基準法では延べ床面積に含まれない部分も加わってきます。
ということは・・・延床面積よりも施工面積で本体価格を割るほうが坪単価を安く見せることができるわけですね
また、どの部分を加えるかは住宅会社によって異なります。
例えば、延床面積40坪で2,000万円の家の坪単価は50万円ですが、この家の2階に突きだし幅(奥行)1.2mのベランダが7m付いていたとすると、ベランダの面積は8.4㎡で約2.5坪になり突き出し幅2m以下のベランダは延べ床面積に加算されませんが、40坪にベランダを加えた施工床面積は42.5坪となり、2,000万円の家42.5坪で割ると約47万円になります。ベランダを加えただけで、延床面積によって算出した坪単価より3万円も安くなります。
延べ床面積に含まれない部分として以下のものがあります。
ベランダ
外壁面からの突出幅が2m以内の部分など
小屋裏収納
下階の床面積の2分の1未満、天井高1.4m以下の場合など
玄関ポーチ
明らかに室外とみなされる場合など
地下室
全床面積の3分の1未満の場合など
ビルトインガレージ
全床面積の5分の1未満の場合など
つづく・・・・
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