設計の決め手はライフスタイルだと思います。
家づくりの魅力は設計・間取りにあると言っても過言ではありません。
それは住む人のライフスタイルやこだわりが最も表れる部分だからです。
暮らしやすさに配慮しながら、最適の空間を創り出したいものです。
そのためにはまず、新しい家での暮らしをイメージしてみることが第一。
朝・昼・晩などシチュエーション別の日常生活を考えながら、リビング、ダイニング、キッチン、浴室、寝室などの配置・広さなどを検討していきましょう。
お客様と打ち合わせをし、間取りを考えていく上でこれだけではないのですが特に次の3つは特に気を付けて間取りを考えるようにしています。
生活動線を最優先
ムダのない生活動線の確保は暮らしやすさに直結します。住宅設備やデザインにこだわるよりも重要と言えるでしょう。主婦にとってはキッチン、洗面所、浴室などの水回りを1カ所にまとめると家事効率が格段にアップします。
日当たりと風通し
日当たりと風通しの善し悪しは、住む人の健康に大きく影響します。また、家の寿命も長くなるなど、そのメリットは図り知れません。間取りを決める際、リビングやダイニングなどは日当たり・風通しを最優先したいもの。それとは逆に、食品庫や納戸など太陽光が当たらない方がよいスペースもあることを知っておきましょう。
将来の暮らしを考える
いま住みやすい家であっても、10年後、20年後も住みやすいかどうかはわかりません。子どもが成長し、独立して家を出て行くことを前提にした間取りにすることも一考。また、年老いたときのことも考え、トイレや浴室をバリアフリー設計にするなど、将来的な住みやすさにも気を配っておきたいものです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます