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『変化に対応できる間取りを』・・・住みよい家にする為に基本はまず設計!間取りの考え方

2012年08月10日 | 間取り編・・・家づくりのアドバイス

将来に増築や改築に耐えられる、将来の変化に対応できるような問取りを考えることが大事だと思います。

 

子ども部屋よりも、今、本当に必要なスペースがあるはずなのに、設計段階でまず「子ども部屋をとりたい」とよく聞きます。

 

家中で一番いい位置に、子ども部屋をつくったはいいが、数年して、独立し、あるいは結婚して子が家を出ていってしまい、

せっかくの部屋が物置化してしまったお宅さえあります。

 

家は凹凸のないほうが長もちする

 

家は建ち上がった時点から次第に老朽化していくものだから、後々の修理が簡単な

ように建てておくことも忘れてはならないです。

 

その点から考えれば、欠けや張りなど、凹凸のない、マッチ箱形の平屋づくりがもっともよい。

家に凹凸があれば、それだけ屋根の形が複雑になり、谷間もできるために、やっかいな雨漏りの原因になるんです。

2階建ての場合も同じことで、部分平屋よりも、総2階のほうが、修理の程度にもよりますが、ふつうは直しやすいし、

第一、傷みがぐんと少なくなります。

 

間取りは大まかに部屋を小さく区切ると、将来の増・改築がかなり難しくなります。

 

増・改築を見込んで家は建てたほうがいいと思います。

 

そのためにも、小さな部屋をいくつもつくるのは、あまり感心しません。

 

部屋の数の多さばかりを気にする人がいますが、大は小を兼ねるの言葉通り、

住みようではいくらでも仕切れるのだから、広すぎると思うくらいに、部屋の広さは確保しておいて間違いと思います。

 

それに、大きな部屋にすれば、それだけ部材(材料)も大きなものを使わなくちゃならないのだから、

家は自然と丈夫になります。

 

部材は小さく切り刻まないで、使うにこしたことはない。

 

せっかくの部材を小さな部屋をつくるために切り刻んでしまうのは、木を無視したもったいない話だと思います。



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