「漂流外国物語」第五十七ページ、上の三~四行目
解読 (木)佛高さ五尺程、弐佛之立佛也。両脇ニ紙之作花、蓮花躰
なり。五百目掛位之花蝋燭壱對燈し有之、佛之前へ病
読み 木佛高さ五尺ほど、二佛の立て佛なり。両脇に紙の作り花、蓮花躰
なり。五百目掛け位の花蝋燭一対灯しこれ有り、佛の前へ病人
説明 「木佛」・・・木製の仏像。 「弐佛之立佛」・・・二体の立像。
「也」・・・この也は形で覚える。 「両脇」・・・「両」は前ページにも出ました。
「紙之作花」・・・紙で作った造花。 「蓮花躰」・・・蓮花『れんげ』の様なもの。
「五百目掛」・・・五百匁くらいの重さの。 「花蝋燭一対燈し有之」・・・文章の
流れで読みます。「燈し」が難しい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます