「乍恐奉願口上書付」第五頁、上の六~七行目
解読 返事ニおよび候義ニ御座候。折節○○
方ニ疱瘡病有之其邊之事ニ致
読み 返事に及び候義に御座候。折節○○
方に疱瘡病これ有り、其の辺の事に致し
説明 「返事ニおよび候」・・・返事をした。「候」は少し変わった崩し方です。 「義ニ御座候」・・・返事をした次第で御座います。 「折節」・・・ちょうど其の時。たまたま。「折」が読みにくい。 「○○方ニ疱瘡病有之」・・・疱瘡の病人が有って。 「其邊之事ニ致(置)」・・・勘兵衛さんに催促する様返事をし、その程度にして置き。
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