古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第五十八章 「乍恐奉願口上書付」 其の二十三

2016年01月28日 06時47分35秒 | 古文書の初歩

 

 

 

 

 

 

「乍恐奉願口上書付」第五頁、上の八~九行目

 

解読 (致)置、其後○○方与里暮ニ者不及申

    再三之催促有之節、再前段同様之

読み (致し)置き、その後○○方より暮れには申すに及ばず

    再三の催促これ有る節、再び前段同様の

 

説明 「(致し)置き」・・・其の辺の事にして置き。 「其後」・・・「其」が難しい。 「与里」・・・「より」。 「暮ニ者」・・・この字も読むのは困難です。「暮れには」。年末には。年の暮れには。 「不及申」・・・下から返って「申すに及ばす」。言うまでもなく。 次の九行目は、上の方が左側切れています。申し訳ありません。 最初は「再三之」。二度も三度もの。 「催促有之節」・・・これも読めませんが、「催促これ有る節」。「催促が有った時」。 次の字も解りにくいですが、「再」としておきます。再び。 「前段同様之」・・・前の段の話し同様の。


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